Minimal Phone 予約受付スタート!

-IndieGOGOにて支援を受付しています-

皆さん、こんにちは。

本日ついにAndre Youkhna氏率いる「The Minimal Company」から「Minimal Phone」のindiegogoによるクラウドファンディング予約受付がスタートしました。

予約受付開始と同時に「Minimal Phone」の詳細、スペックも公開されました。

indiegogoのページを参照すればわかる事ばかりですが、簡単に詳細と所感をまとめておきますので覚悟が決まったらアカウントを取得して支援の準備をしましょう!

目次

Minimal Phone 詳細スペック

外寸はかなりコンパクトだ
E-inkディスプレイのリフレッシュボタンなど必要なものは揃っている模様

まずはキャンペーンページにて公開されているスペックをわかる範囲で羅列します。

外寸

120.59mm ×72.22mm × 10mm

重量

不明

チップセット(SoC)

MTK 6769(MediaTek製 MT6769)おそらくMediatek Helio G85

メモリ構成(外部及び内部)

内部メモリ:4GB

外部メモリ:128GB

ディスプレイ

3.5インチ E-Ink Touch / 300 PPI / High Refresh Rate

カメラ・センサー類・付加機能類

リアカメラ:1600万画素

フロントカメラ:800万画素

NFC・GPS・指紋認証(サイドボタン)・顔認証(フロントカメラ)・ジャイロセンサー

バッテリー容量

4000mAh 18W~20Wの急速充電及びワイヤレス充電対応

入出力端子類

入出力端子:USB Type-C

その他:3.5mm イヤホンジャック

付属品等

不明(おそらくケーブルなど通常考えうる付属品はあると想定)

チップセットに関しては略称となっているのでわかりにくいですが、Mediatek Helio G85と推測されます。

2020年に開発されたチップセットですが、Unihertz製スマートフォンで同系列のチップセットが採用された際、Wi-fiやBluetoothのエラーを抱えていると報告されています。

このあたりの不具合がチップセット由来でこの端末でも出ないかどうか個人的に心配です。

内部メモリは4GBと通常のスマートフォンでは心許ないですが、E-inkディスプレイが採用されたスマートフォンでは操作の快適性に影響が出るのかは気になるところです。

またプロトタイプ段階の要求スペックである可能性が高く、Redditで考慮するとしていた5G通信への対応などは見送られている模様です。

コンセプト的にデジタルミニマリズムを標榜しているので必要最低限のスペックを確保するという事なんでしょうけど、物理キーボードという部品点数大増量のコストお化けのおかげで製造コストが圧迫されているのだとすると悩ましいところです。

サプライヤーが中国である事、E-inkディスプレイの表記に「High Refresh Rate」の文字がある事から高リフレッシュレートのE-inkディスプレイを搭載した「BOOX Palma」と同じサプライヤーかもしれないという想像もできます。

Youtube動画とプロトタイプ

彼らはキャンペーン開始に伴い、Youtube動画を2本公開しています。

動画内で使われている本体は製造段階のプロトタイプだという言及がオーナーからあり、ベゼル部分もプロトタイプからは「より細くなる」というコメントがあります。

動画内では目覚ましのアラーム、メールの受信画面などが確認できます。

現状想定できるニーズに対してクラウドファンディングで募集しているゴールはかなり強気で50万ドル(約7,500万円)となっており、記事執筆時点で約18%(1,350万円)の達成率となっています。

今後、アップデートでスペックの具体化や生産・発送スケジュールのロードマップの公開を期待します。

Founder’s Editionの謎

現状キャンペーンでは以下の通り、先着順で枠が設けられています。

  • 【第1弾】(Early Bird):定価より29%オフの300ドル(約45,000円)提供枠250個(執筆時点で売切れ)
  • 【第2弾】:定価より23%オフの325ドル(約48,750円)提供枠250個
  • 【第3弾】:350ドル(52,500円)提供枠250個
  • 【第4弾】:375ドル(56,250円)提供枠250個
  • 【通常版】:400ドル(60,000円)提供枠250個
  • 【Founder’s Edition】:599ドル(89,850円)提供枠100個(限定カラー)

それぞれの枠に無料でケースが提供される見込みで、サードパーティ製のアクセサリーが期待できないのでケースが付属するのは当たり前のように思えますが、有難く受け取っておきましょう。

しかしそれにも増して謎なのが割引率0%で驚異の2台分(定価なら約1.5台分)の価格を誇る「Founder’s Edition」です。

どうやらクラウドファンディングがゴールしたら投票で好きなカラーを決められる、との事ですがどう考えても特典が弱すぎる気がするのは自分だけでしょうか。

またその「Founder’s Edition」の中身が説明不足過ぎて全く枠が埋まっていません。

これはオーナーから何らかの説明をしないとクラウドファンディングのゴールの成否にかかわると思います。

「Founder’s Edition」はカラー液晶で内部メモリも増やすよ!だったら100個の枠は飛ぶように埋まると思いますけど…。

ていうかそうしてください。

支援受付は3月末まで、発送予定は8月を予定

IndieGOGOでのクラウドファンディングの受付は3月末までとなっており、それまでに必要な資金とゴールを達成する必要があります。

クラウドファンディングの事運びはUnihertzの例を見ているともたつき感が半端ないですが、このまま順調に支援者を増やしてゴールを達成してもらいたいと思います。

製品の発送は2024年8月を予定しているとの事ですが、ソフトウェア面も含めまだまだ不明な点が多くあります。

オーナーであるAndre Youhkna氏には継続的な進捗報告とアップデートを期待したいところです。

気になったらMinimal Phoneのページを覗いてみよう
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この記事を書いた人

SNSから距離を置く30代男性。
ブログに雑記を書き散らしながら日々を楽しく生きる事だけ考える。
モットーは「同年代より一つ若くいること」。

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