Minimal Phone、着々と進行中。

-いよいよデザインの全貌が見えてきた。-

皆さん、こんにちは。

開発者であるAndre Youhkna氏から新たなMinimal Phoneのデザインが公開されました。

Redditの方は更新していないみたいなので今後はX(旧:Twitter)での発信がメインとなるかもしれません。

当初は2月初旬にクラウドファンディングの開始をアナウンスしていましたが、現状まだデザインを詰めている状態である事から計画全体は遅れ気味であるという指摘を否定する事は出来ないでしょう。

今回のデザイン公開によって背面の詳細が決定され、全体的なディテールが明らかになりました。

デザインがある程度現実感が出てきたところでちょっと使い勝手の部分を妄想してみるとしましょう。

目次

キーピッチは続投、厚さとホールド感は賛否両論?

まだレンダリング画像であることは承知の上であるとして既に公開されていたデザインからキー同士にピッチが設けられている点は変わらず採用されている事がうかがえます。

そしてリアカメラとフロントカメラは搭載、カメラについては撮影すると他の端末にはカラーで保存される事が明言されているので同じE-inkディスプレイ搭載端末である「Boox Palma」のようにドキュメント保存用にカスタマイズされたものではないという事が言えそうです。

なのでMinimal Phone自体で閲覧するというよりクラウドに保存してPCやタブレットから見るという用途を想定しているのではないかと思います。

今回のデザインで評価が分かれそうなのは端末本体の厚さとホールド感になるかもしれません。

画像を見る限り、昔懐かしい「iPod Touch」を彷彿とさせるような厚さのデザインです。

ただし物理キーボード端末を触ってきた身としてはキーボードでの文字入力の際、端末をしっかりホールドできるかどうかという点は端末自体の評価に直結しうるポイントです。

かつてのBlackberryも背面のデザインはホールド感に直結するものばかりであったため、この部分はぜひ考慮に入れてもらいたい点の一つです。

ナビゲーションキーはキーボード依存か?

公開された画像ではディスプレイ部にナビゲーションキーはなく、キーボードにそれらしいキーが割り当てられていますが、これはできればそのまま継続採用してもらいたいところです。

Unihertzの悪い例を見れば、ナビゲーションキー搭載のディスプレイはディスプレイベゼルの肥大化を招き、デザインの洗練さを損なうポイントとなる事が明らかだからです。

キーボードにキーとして割り当てられるならそれに越したことはないワケでUnihertz的にはコスト部分で妥協する為だったかもしれませんがユーザーの我々としては「安かろう悪かろう」を求めてはおらず「しっかりお金をかけてしっかりデザインされた端末」が欲しいのだというパッションを開発者には理解してもらいたいですね。

残る関門はソフトウェアとE-inkの性能。

やはりここまでデザインが洗練されてくると気になるのが内部性能やソフトウェア部分とE-inkディスプレイの性能でしょう。

同じような立ち位置である「Boox Palma」には「BOOX Super Refresh」というE-inkディスプレイに書き換え速度をコントロールできる独自機能が搭載されていました。

この機能によってSNSやWeb閲覧といったE-inkディスプレイでは苦手とされるディスプレイの頻繁な書き換えが要求されるシーンでもある程度耐える事が出来ました。

現状、E-inkディスプレイが採用された端末はそこまで多くなく、安価なものが多い事からE-inkディスプレイ自体が現在どこまで進化しているのか、液晶ディスプレイとどれだけ差が縮まっているのかは正直未知数です。

電子書籍端末としてはカラーE-inkディスプレイなども出ている事から今後はそちらの方も考えてほしいなとは思います。

モノクロ液晶とか搭載できるならそちらの方が夢がありそうな気がしないでもないですね。

個人的には生産性追求モデルとしてカラー液晶バージョンに手を出してもらえる事をひそかに期待します。

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デザインの大部分のドラフトができたことで、できれば次のステップで成形モデルやソフトウェアの動画に着手してほしいと思います。

クラウドファンディングではおそらく詳細なスペックやロードマップが公開されるのでしょうけど、こういった刺激的な端末が世に出るのはうれしい事なので、開発者には引き続き頑張っていただきたいと思います。

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個人的にもぜひ成功してほしいので気になったら登録をお願い致します!

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この記事を書いた人

SNSから距離を置く30代男性。
ブログに雑記を書き散らしながら日々を楽しく生きる事だけ考える。
モットーは「同年代より一つ若くいること」。

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