Minimal Phoneの進捗を追え part.6

-Minimal Phone自体の進捗はなし。-

皆さん、こんにちは。

クラウドファンディングの目標を達成してからというもの、正直大きなニュースはないようです。

4/12にできるだけ質の高いE-inkディスプレイを探す為、中国を訪れるとコメントしていましたが、それについての進捗はありません。

なので厳密にはMinimal Phoneの進捗ではありませんが、特に大きな動きとなった項目を列挙して書いていきます。

目次

支援者&購入者限定のDiscordチャンネルが開設

これはクラウドファンディング目標達成時にアナウンスされていましたが、indieGOGOにてクラウドファンディングの支援をしたユーザーと目標達成後に購入決済を済ませたユーザー向けに招待リンクが送られています。

現状、恐ろしく流れが速いのとオーナーからの進捗や報告を待つために参加しているだけなので全てに目を通していません。

ただ、アナウンス関連は一部X(旧Twitter)でもオーナーがつぶやいているので情報が提供されなくなったわけではありません。

ただ正直言うとDiscordチャンネル内は混沌と化しています。

コメントしている人の期待値高すぎない?

物理キーボード付きでコンパクトでミニマリズムを標ぼうする端末という現在のスマートフォンとしては市場のニーズに背を向けた仕様を持っているMinimal Phone。

ただ、Discordチャンネルは性能やディスプレイ・キーボードに対する理想論で埋め尽くされる勢いです。

期待する気持ちが昂るのは自分も同じですが、流れてくるコメントの一部は失笑せざるを得ないものや全体の端末デザインが覆ってしまうような意見すらあります。

なぜMinimal Phoneなのか?

彼らは大手のスマートフォンメーカーではなく、1つのフィロソフィー(哲学)をもって集まったスタートアップのチームに過ぎません。

正直その部分をあまり十分に理解せずに現物がないことを良いことに好き放題言っているようにしか見えません。

まずゴールはコンセプトアートしかない状態から脱却し、まともに動かせる現物を生み出す事ではないのかと思いますが。

更に期待値が高い一部のギークが群がる

さらに質が悪いと思っているのが、ニッチな端末であることと、Discordというプラットフォームである事も相まってか一部のギーク(のような人々)がいろいろな事に言及してしまっています。

特にAndroidベースのカスタムROMの話題が多く、これらはオープンソースとして提供されているソフトウェアであるがゆえに「改造」の範疇を超えるものではなくこれらに対して動作を保証する必要はないと思います。

少なくとも「今考えるべき話題ではない」です。

結局これらに言及している人々は「ぼくのかんがえたさいきょうのすまーとふぉん」を体現したいのであってMinimal Phoneのフィロソフィーに共感しているわけではなさそうです。

正直自分から見て只のノイズでしかありません。邪魔です。

個人的には彼らの期待に応える必要はないと考えています。

彼らの動機、存在次元を理解しているか

彼らがなぜMinimal Phoneを作ろうと思ったのか。

彼らはソーシャルアカウントで時々つぶやいています。

ソーシャルメディアによるトラブルや被害を少しでも減らし、ソーシャルメディアから距離を置くため。

特にオーナーであるAndre Youhkna氏はデジタルミニマリズムを実現するべく「Light Phone 2」を所有していたが、スマートフォンとの連携が必要なサービスが年々拡大していく傾向にデジタルミニマリズムと表して全てを断ち切るのではなく必要な機能だけは残していくべきという意見を持っていること。

共同代表であり、デザイナーでもあるArmen Youssefian氏は3人の子供がおり、その子供らがデジタルの世界に正しく関われるようにするべきだという考えを持っていること。

自分はこういった背景のストーリーと動機をMinimal Phoneの存在次元として理解、共感したうえでindieGOGOでのクラウドファンディングに参加しています。

万人に理解される考えではないにしても、こういった部分を理解しつつ製品の実現を応援するべきだと思うのです。

新たに有識者を最高技術責任者(CTO)に任命

今回オーナーよりビッグニュースとして発信されたのはMinimal Companyの最高技術責任者を任命したというニュースです。

Simon Brooks(サイモン・ブルックス)という方で、モバイルテクノロジーのバックグラウンドがあり、Blackberry・Nokia・Samsungでのマネージャー在任経験があるそうです。

Blackberryではエンタープライズモビリティ、NokiaはSymbianプロジェクトでのリーダーシップ、Samsungではテクニカルマネージャーを歴任し、今回Minimal CompanyのCTOとしてメンバーに加わるとの事です。

また、当初チームを支えていたCTOのRobert Abnous氏はアドバイザーとして引き続きチームを支えるとしています。

メンバーの増強により、Minimal Phoneの実現がより確実になるのであれば歓迎すべきことです。

公式HPから「TRY」が外れ本当の意味で「公式」に

クラウドファンディングの目標を大幅に達成したのもあり、公式HPのURLから「try」が外れ、正式な意味で「公式」になりました。

そろそろMinimal Phone自体の進捗も報告が欲しいところです。

4/12に中国を訪れて進展はあったのか。

早い段階で進捗を追う側としてもレンダリング画像の山から脱したいところです。

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この記事を書いた人

SNSから距離を置く30代男性。
ブログに雑記を書き散らしながら日々を楽しく生きる事だけ考える。
モットーは「同年代より一つ若くいること」。

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