TOKYO NODE DINING

-夜景も望める45階のカジュアルダイニング-

先日TOKYO NODEにて「蜷川実花展 -Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠-」を鑑賞した。

Webチケット制だったので昼食を終えて少し経った頃が集中して鑑賞できると考え、午後2時頃に入場した。

蜷川実花展は予想通り大変に混雑していて鑑賞し終えたのは夕方5時を過ぎようとしていた。

実際、どれくらいで鑑賞し終えるかどうか分からなかったので虎ノ門ヒルズ内の飲食店で夕食を済まそうと目星をつけて予約した。

今回予約したのが蜷川実花展が開催されている「TOKYO NODE」45Fにある「TOKYO NODE DINING」(トーキョーノード ダイニング)だ。

目次

(都内では)カジュアル寄りのコースイタリアン

写真はアペタイザーの天草産 真鯛のカルパッチョ、他の写真は撮り忘れ…

ディナーなので最初にいろいろ楽しんだ方がいいだろうとコースを予約した。

サービスチャージ10%別で席は2時間制、一人6,800円という価格設定となっている。

比較的安価に楽しめるイタリアンだが、都内のコースイタリアンとしてはカジュアル寄りといったところだろう。

  • ■APPETIZER 天草産 真鯛のカルパッチョ
  • ■SOUP 本日のスープ
  • ■CHOICE OF PASTA 紅ずわい蟹と九条葱 リングイネ
  • ■(+500円で選択可能)北海道産 生雲丹のクリーム フェットチーネ
  • ■CHOICE OF MAIN 十勝放牧どろ豚のロースト ささき農園 太閤牛蒡
  • ■(+1000円で選択可能)赤城和牛のビステッカ
  • ■DESSERT ティラミス
  • ■BREAD ブリコラージュ ブレッド
  • ■COFFEE or TEA コーヒー または 紅茶

真鯛のカルパッチョは歯ごたえがあり、旨味を感じたので新鮮な証拠だろう。

余計な味付けがないカルパッチョならではの新鮮さが光るプリプリとした食感を楽しんでほしい。

本日のスープは安納芋のポタージュだった。

サツマイモのブランドの一つである安納芋は強い甘みと焼くとねっとりとした食感になるのが特徴だ。

ポタージュになってもねっとりとした口当たりは変わらず口の中いっぱいに広がる優しい甘さは果物やスイーツのそれとは似ても似つかない。

思わず口角が上がるような甘さにペロリと平らげてしまった。

選べるパスタは「紅ずわい蟹と九条葱 リングイネ」をセレクト。

リングイネは楕円状のロングパスタだが、もちもちとしたパスタと九条葱の食感の違いが新鮮だ。

紅ずわい蟹の風味も主張せず、量も多くないので苦しくならない。

普段パスタをあまり食べない方でもさっぱり頂けるはずだ。

続いて選べるメインは「十勝放牧どろ豚のロースト ささき農園 太閤牛蒡」を選んだ。

豚のローストは大きすぎず、パスタの後でももたれないのが良かった。

豚肉よりも自分は太閤牛蒡に惹かれたのだが、付け合わせには勿体ないほどホクホクした食感で美味しかった。

デザートのティラミスも最後の口直しとして程よい冷たさとなめらかな食感が味わえた。

途中で出されるブリコラージュブレッドはパスタソースとメインのソースを拭って食べるといい。

お酒の気分ではなかったので飲み物はモクテル(ノンアルコールカクテル)で。

全体的に程よい量でコース料理でありながら量を抑えたい人にはお勧めのコースだった。

料理もいいが、夜景が楽しめるのが最高

夜景の見える窓側のテーブル席がおススメだ

「TOKYO NODE DINING」ではぜひ高階層を活かした夜景が楽しめる窓側の席をおススメしたい。

席の指定はできないみたいだが予約して空いていればスタッフが窓側に優先的に案内してくれる。

眼前に広がる夜景を見ながらのディナーは値段以上の感動となるはずだ。

デートスポットとしても最高だろう。

自分が訪れた日は途中から大吹雪になったがのちに天候は回復。

都会のネオンが散りばめられた夜景を見下ろす光景はちょっと偉くなった気分になれる。

しょっちゅう見下ろすのに慣れると飽きそうだが、たまになら悪くない。

蜷川実花展のポップアップストアがあるため、華やかだが店内は良い雰囲気だ

入口が解放されているため、蜷川実花展のポップアップストアの明るさが館内を照らしていたが、ダイニング内は適度に明るすぎず滞在していても雰囲気は良かった。

お手洗いはダイニングを出ないと行けないのでメイク直しなどが必要な女性などは気を付けておいた方がいいだろう。

49Fには更にハイクラスなガストロノミーが。

「TOKYO NODE」にはさらに上がある。

最上階である49階には2つのフレンチガストロノミーが鎮座している。

東側には本場フランスで星を獲得し帰国後常駐シェフとして腕を振るう北村啓太氏が手掛ける「apothéose」(アポテオーズ)が、西側にはフランスでアジア人初となるミシュランフレンチ3つ星を獲得したシェフ、小林圭氏が新たに立ち上げるガストロノミーグリルフランセーズ&バー「KEI Collection PARIS」がそびえたっている。

どちらも最安値3万円前後(個室なら更に要テーブルチャージ)とガストロノミーとしてふさわしいハイクラスな価格設定だ。

おそらく格別な体験が待っていると思うのだが、現状手が出るような価格ではないので今後縁があるかどうか…。

ハイクラスな施設でカジュアルに楽しめる

今回訪れた「TOKYO NODE DINING」はハイクラスなレストランがひしめき合う「虎ノ門ヒルズ」の中ではカジュアルにコースイタリアンが楽しめるレストランの一つだ。

ディナーでもランチでも楽しめるが、ディナーなら夜景も楽しめるので一粒で2度おいしいのでちょっと背伸びしたいシーンに選択肢として強力に機能するだろう。

コース全体の食事量もイタリアンとしては軽めなので夕食はできるだけ軽く済ませたいニーズにも応えるダイニングの一つだ。

予約をしない場合でも単品で注文ができるのでコースに抵抗がある場合はまずは単品の食事から味わってみてもいいだろう。

カジュアルなダイニングでありながら夜景も楽しめる
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この記事を書いた人

SNSから距離を置く30代男性。
ブログに雑記を書き散らしながら日々を楽しく生きる事だけ考える。
モットーは「同年代より一つ若くいること」。

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