-「八幡屋」で幻のブランド鰻重を堪能しよう-

      2019/04/02

-幻のブランド鰻を堪能せよ!-(2018.06.27 追記・修正)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今回は【鰻】です。

おそらく毎日食べる人はいない・・・と信じて紹介いたします。
いまや【鰻】なんてどこにでも店はあるじゃないか、と感じる方もいらっしゃると思います。

しかし、自分が一番良く行くのは行き易い東京都内…ではなくて逆方向の千葉県市原市潤井戸のとあるお店。
地元人はお馴染み、巨大ショッピングセンター「ユニモちはら台」があり、その近く、茂原街道道中、ユニモちはら台からだと茂原方面。
そこに地元でも愛される鰻屋さんがあります。

看板は【和食料理屋】で、鰻のほかにもフグをはじめ、寿司、鍋、刺身と食べられますが、ここでは【鰻】を食べるべきだと断言できます。

少なくとも毎年夏頃に必ず一度は行きます。

ナニがナンでも鰻食えよ!って感じで紹介します。

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【八幡屋の鰻は幻の鰻】

勿論、お勧めするにはそれなりの理由があるわけで。
ズバリ言うと”鰻のブランド”です。
鰻の名産地は数あれど、ブランドも大きな付加価値となります。
そのブランドの中でも国内2大ブランドである【大井川共水うなぎ】【うなぎ坂東太郎】を使っています。

では、この2つはなぜ【ブランド鰻】と呼ばれているのか?
この記事で簡単に紹介もしちゃいましょう。

【大井川共水うなぎ】とは?

大井川共水うなぎはその名のとおり、静岡県焼津市にあるうなぎ養殖専門会社が卸しているうなぎです。

特筆すべき点として
①厳しい飼育制限
②加工流通していない
③栄養価が高い
という3点が挙げられます。

厳しい飼育制限と体制

大井川共水うなぎは質の低下を防ぐため、通常の養殖鰻出荷量に比べて大幅に少ない年間出荷量80tしかありません。(約40万尾)

養殖池に一度に多く鰻を入れると水質汚染・病気が起きやすくなるからです。
また養殖鰻は基本的に「雌」を出荷します。(もちろん雌は生殖の為、身に脂と肉がのるからです)
養殖池の鰻の数が多いと、雌の交尾回数を増やす為、雄が増えやすくなるという「自然の掟」があるので、意図的にそれを防ぐ意味もあります。

そして水質、生体検査も毎日行っており、成長促進の為の投薬もしていません。

蒲焼き以外のルートへ加工流通していない

普通一般の養殖うなぎは蒲焼をはじめ、串入り、缶詰、粉末パウダー、すり身(つみれ)などなど、様々な加工食品に余すとこなく利用されています。

しかし、「大井川共水うなぎ」は飼育尾数もさることながら、特別に契約した蒲焼専門店にしか卸していません。
そのため、「幻のうなぎ」とあだ名されています。

通常の養殖鰻に比べて栄養価が高い

そしてなんといっても栄養価。

通常の鰻は養殖の場合、生殖器形成を行わないのですが、「大井川共水うなぎ」は天然の鰻と同様に生殖器形成(卵巣形成)が起きます。
生殖器を形成するという事は、生殖の為に自分の体に栄養をつけることを意味します。

その証に、通常の養殖鰻と比べて脳の働きに良い【DHA】が5.3倍、血液に良く働く【EPA】が3.6倍という驚異的な栄養価を誇ります。

また、脂肪分が多く、水分が少ない為、やわらかく、コクのある味わいになります。

つまり、今回紹介する「八幡屋」ではこの鰻を使っている事によって破格の美味しさを誇っているのです。

うなぎ坂東太郎とは?

しかし、この「うなぎ坂東太郎」も負けていません。

こちらは千葉県銚子市に養殖場を持つ忠平という会社のブランド鰻です。
「うなぎ坂東太郎」も飼育制限が厳しく、温度管理や環境まで天然物と同じ環境を追求し、独自の基準に合格したものしか出荷していません。

大井川共水うなぎと同じく、一つの池で養殖する鰻の数を厳しく制限し、かなりの頻度で健康状態や成長具合を確かめながら養殖しています。

専用の飼料を使って育てている

特筆すべきは鰻の品質を追求する為に、特製の飼料を使って育てている点です。

通常の養殖鰻は「ブラウンミール」と呼ばれる青身魚を中心とした脂がつきやすい飼料を使って育てています。
「ブラウンミール」を使う事で、鰻に脂はのりやすくなりますが、青身魚特有の癖のある脂に似た味わいに近くなり、個体によっては臭みを発するものも出てしまうがありますが、一般の養殖鰻は様々な加工品としても流通するため、加工されてしまえば臭みを発していてもあまり関係なくなってしまいます。

一方、「うなぎ坂東太郎」は「ホワイトミール」と呼ばれる白身魚を中心とした飼料に生アジのすり身をブレンドした特製の飼料を使って育てています。
この特製の飼料を使って育てる事で、癖がなくすっきりとした脂がのりやすくなり、旨味を十分に引き出す事ができる鰻に育てる事ができます。

直営店【炙一徹】を持っている

「うなぎ坂東太郎」は東京都内、有楽町に「炙一徹」という名前の直営店をもっています。
ロゴマークも気合入ってます。
都内の店舗ながら、直営店ならではの意外と普通の値段で「うなぎ坂東太郎」が楽しめます。
千葉県は遠い!という方は都内の直営店【炙一徹】で是非ブランド鰻を堪能しましょう。

【この2大ブランドを両方使うのは此処だけ!

何よりもこの2大ブランドを両方使っているのは全国でも【八幡屋】だけ!

この八幡屋では白蒲重と通常の鰻重を取り扱っています。
白蒲重はブランド鰻そのものの味が楽しめますが、かなり「通向け」の印象を受けます。
もし、初めて来店されるのならばやっぱり私は【通常の鰻重】をおススメしたい。

見出し写真は【通常の鰻重】となります。
(写真は2018年6月時点のものをHPよりお借りしました)
(価格等は仕入れ状況などから変動する可能性があります、ご了承下さい)

【松】にもなると蒲焼が3枚も入っています。
これを贅沢と言わずに何と言いましょうか。

箸を入れると抵抗なく身が解れ、柔らかい身はご飯と一緒に口へ運ぶと吸い込まれて溶けるように口の中で味わいとコクを感じさせます。
せめて最初の一口だけは山椒も何もかけずに食べてみてください。
もう安価な鰻重には戻れなくなります、諦めてください。

上記の写真は「白蒲重」の写真で、量は「梅」と「竹」しかありませんが、高級料亭でしか味わえない「白蒲焼」と「通常の蒲焼」を両方楽しめるようになっています。
漬物の小鉢と肝吸いもついており、蒲焼3枚の【松】で十分お腹いっぱいになります。

千葉県在住の方、お近くに来られた方は是非寄って欲しい逸品の名店です。

店舗情報

【特選うなぎ・寿司・和食 八幡屋】
〒290-0171 千葉県市原市潤井戸 1307-20
TEL:0436-74-0007
営業時間 AM 11:00~PM 10:00
(LO PM 9:00)
HP : 電話予約等はこちら

参考

【大井川共水うなぎを生産する株式会社共水のHP】

【うなぎ坂東太郎を生産する忠平株式会社のHP】

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