SIMフリー端末 -SIM FREE-

-待望の小型機!”Unihertz TitanPocket”登場!-

2021-10-19


-待望のポケットサイズ。それでもインパクトは健在。-

そろそろ秋色の足音が近づく今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

秋色と言っても体を動かせば、まだまだ汗ばむ陽気に長袖と半袖を忙しく着まわしながら、端末を弄る手を止める事ができないTHE 禅 -ZEN-です、こんにちは。

遂に自分の手元にも”Unihertz Titan Pocket”が届きました!

今回は少しいじくり回してみて感じた印象や操作性・取り回しといった部分をレビューをさせて頂きたいと思います。

ちなみに今回の”Unihertz Titan Pocket”については中身(ソフトウェア)部分へのレビューは気持ち控えめとなっております。

理由は2019年に登場した”Unihertz Titan”と(Androidのファームウェアバージョンを除いて)殆ど変わっていないから、という事Unihertzは独自にソフトウェアやアプリを開発していないからです。

なので今回は外観や操作感・携帯性などのビジュアル面及びユーザビリティに関係する部分をメインにしていこうと思います。

それではさっさと開封の儀と基本スペックからレビューしていきます。

ちなみに自分は今回のクラウドファンディングで”Unihertz Titan Pocket”を2台支援しており、どちらもホルスターケースは追加したクチです。

基本スペック

  • 【CPU】Mediatek Helio P70(Octa Core 2.1GHz)
  • 【メモリ】6GB(DDR4 1600MHz)
  • 【ストレージ容量】128GB(UFS2.1規格)
  • 【本体サイズ】132.5mm×73.2×16.8
  • 【重量】216g
  • 【ディスプレイサイズ】3.1inch
  • 【画面解像度】716×720px
  • 【バッテリー容量】4000mAh
  • 【リアカメラ】1600万画素
  • 【フロントカメラ】800万画素
  • 【対応バンド(GSM)】2/3/5/8
  • 【対応バンド(WCDMA)】1/2/4/5/6/8/19
  • 【対応バンド(TDSCDMA)】34/39
  • 【対応バンド(CDMA2000)】BC0/BC1
  • 【対応バンド(FDD/TDD LTE)】1/2/3/4/5/6/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B/34/38/39/40/41/66
  • 【OS】Android 11
  • 【Bluetooth】v4.1
  • 【Wifi】WLAN 802.11 a/b/g/n/ac 2.4GHz/5GHz Wifi Direct/Hotspot
  • 【USB】USB Type-C
  • 【SIM Type】Dual SIM(MicroSDスロット排他)
  • 【センサー】指紋認証センサー・Gセンサー・コンパス・近接/照度センサー・NFC
  • 【オプション】赤外線センサー・3.5mmイヤホンジャック・FMラジオ

スペック的にはメインのチップセットがMediaTek Helio P60からP70に変更されているくらいにとどまっています。

MediaTek社製のチップセットの開発自体は2018年頃のもので既に格安スマートフォンの普及モデルとしての地位を確立している事から、発熱等のトラブルは殆ど起きていません。
裏を返せば性能面ではチャレンジングなモデルとは言えないので、ミドルハイやハイエンドに搭載されるSnapdragon系よりも全体的に性能は控えめです。

開封!箱は例の如くシンプル。

さて、まずは届いたばかりの外箱を開封していきましょう。

相変わらず中身はシンプルで付属品も今までのUnihertzの製品と変わりありません。

取扱説明書・SIMピン・ACアダプタ・ケーブル、そして保護フィルムも本体に貼り付けられているものと予備で計2枚。

目の前に本体がドンと鎮座。

ここは特筆すべき点はありません、良くも悪くもいつも通りというやつです。

補足ですが、SIMピンは普及している汎用品に比べて本製品に付属しているものはピンが長く、汎用品ではSIMトレーが浮いてこないので付属品を使用するようにしてください。

こちらはオプションとして追加できたレザーホルスターとTPUケースです。
TPUケースはかなりピッタリハマるしっかりとした出来で、iPhone系にはびこる格安サードパーティ製TPUケースよりも質感が良いです。
その一方でレザーホルスターはTitanPocket本体を破壊しかねないほど窮屈な仕様となっており、無理やり入れようとすると本体のボリュームキーやショートカットキーといったサイドのキーが破壊される恐れがあります。

その為、「慣らし」としてレザーホルスターの素材を「伸ばす」為にTitanPocket本体とほぼ同じか少し厚みのあるものを探してレザーホルスターの中に詰めるという作業が必要です。
パンパンに詰めて暫く放置すれば伸びて広がり、スペースができるので安全にTitanPocketを収納する事ができるようになります。

手への収まりはかなり良い。

本体を手に取ってみた感じ、やはり重量216gは片手にはズシッときます。
「”Unihertz Titan Pocket”は伊達じゃないッ!」という事ですかね、いやまずは軽くしてどうぞって所ですけど。

ただ小型化しただけあって手への収まりはやっぱりいいですよ。
重さと厚さ以外の体感の大きさは”Blackberry Classic(Q20)”よりチョイ大きめって感じなんですけど、サイズ感だけなら大正義というやつですね。

自分はかつて愛用していた「Blackberry Porsche Design P’9983」を思い出しました。

両手で端末を支え、キーボードに両手の親指を置いた瞬間には懐かしさがこみあげてきた気さえしました。

今時、こんな体験をできるスマートフォンなどこれを置いて他にはないでしょう。

それくらい今のスマートフォン市場を取り巻くニーズから「ある意味で」かけ離れた存在と言っても過言ではないと思います。

本体の外観と主な機能

本体右側に赤く塗装されたPTTボタン(プッシュトゥトーク)と電源ボタンがあります。

左側には音量ボタンの+/-が配置されています。
PTTボタンはショートカットボタンとしても利用でき、設定にて短押し・長押し・2度押しでそれぞれ役割を与える事が可能です。

スクリーンショットや特定のアプリ起動などを設定画面から割り当てが行えるので使用頻度の高いアプリやアクションを登録しておきましょう。

液晶サイズは賛否両論あり、アプリとの親和性が課題

本体の液晶は716×720のほぼスクエアサイズの液晶でフルタッチ端末の画面の大きさに慣れているとかなり小さく感じます。

これには賛否両論あり、太いベゼルもさることながらサイズのわりに小さいという意見や端末のサイズ的に仕方ないといった様々な意見がありました。

現在スマートフォンにインストールして使えるアプリの大半は縦長の画面サイズに最適化して製作されているのでこのスクエア液晶での表示に対応していないものが多くあります。

またアプリ経由の通知ウィンドウなどでこの液晶サイズを超える大きさのものが表示された場合、画面外にウィンドウを消すアイコン等が表示されてしまい押せない現象に遭遇する事があります。
その対策として解像度を無理やり変更して画面サイズを縦長にする「miniモード」というものがTitan Pocketには搭載されています。
(厳密にはスクエア液晶が採用されているTitanから)

スクエア液晶内に縦長の解像度で画面をリサイズできるのでこれを使う事で対処できるようになります。

設定から有効にできるので不慮の事故に備えて使用できるようにしておきましょう。

このように液晶画面のサイズに起因するアプリとの親和性に難があるので今までの端末では使えていたアプリがTitan Pocketでも使えるかどうかをチェックする必要はあるでしょう。

自分はこういう問題にかつてBlackberry OSを搭載した過去のBlackberry端末から思い知らされてきたので今回のTitan Pocketにおいてもこれ1台で何もかも済ませるという”1台運用論”には慎重です。

勿論どのアプリを使うかは個人差があるので一概には言えないかもしれませんが、いざという時にアプリを使えるよう予備の端末は残しておいた方がいいかもしれません。

本体裏側は独特のデザイン

本体裏側は独特のデザインになっており、H型の金属パーツが目を引きます。

Titanでも見られたネジ穴が頑強さを物語る外観は相変わらずとなっています。

カメラはシングルカメラ、本体下部にスピーカーがありますが正面から見て左側がメディア用スピーカー、右側が着信音用のスピーカーとなっています。

下向きについているため、画面を上にして机などに置くと音はこもった感じになります。

H型のパーツが高低差をつけているため、完全にはこもりませんが手で持ちながらの再生を前提としていると思われます。

その分音量は大きめに設定されているようですが、イヤホン等を使った方が無難でしょう。

なんか全体感として現在のハイエンドスマートフォンよりデザイン凝りすぎているように感じてデザインコスト高くなってない?という印象を受けます。

ちなみにこれだけデザインコストが高そうな見た目に反して耐衝撃性はあるものの防水機構はありませんので間違っても先代Titanと同じようにバスルームには持っていかないように。

キーボードは癖が強いが、機能性は十分

キーボードは一見Blackberryライクなデザインとなっていますが、配列等はかなりクセが強い部類のキーボード配列です。
特徴的なのは一番上の列にSHIFTやALT・ナビゲーションキー類が配置されているという点です。

この配列だと日本語を打つ際は、SHIFTキーよりもALTキーの使用頻度が高いと思われる(句読点とか)のでこの配列で長文の入力を行うには多少の鍛錬が必要かと思います。

設定からSHIFTキーとALTキーを入れ替える事が出来たり、SYM(SYMBOL)キー・FN(FUNCTION)キーの役割を変えたりできるのでデフォルトが使いにくい場合は、工夫してみましょう。

実際に触ってみた印象としては、長音(-)や句読点(、)(。)は右手の指でALTキーを押して左手の指で入力する感じだと押しにくく、右手の指だけでALT→各種記号のあるキーへ動かすと指の動線が多くなって疲れやすい…という感じでした。

なので慣れれば大丈夫になるものの、その「慣れるまで」は少々ツラいかもしれません。

そして防水機構をキーボードに搭載しようとした名残なのかキーボードの下にビニールのようなシートがあるのかキーボードを打つたびにビニールを触っているような音がします。

(プチプチ…ニチニチという感じの音)

個人によってかなり好みが分かれる感触だと感じますが、自分はあまり気にしていません。

これが10万円のスマートフォンだと「さすがに作り甘すぎだろォン…」てなりますがKickStarterの出資額は1台あたり2万円チョイなので「まぁこんなもんか…」という感覚でガシガシ使ってます。

むしろこの感触云々よりクセ強キーボードの配列に苦戦するとは思いますが…。

そんなこんなで好みの分かれるキーボードですが、より快適に使う方法があります。

快適な入力を可能にする「AquaMozc for Titan」がTitan Pocketに対応!

Blackberry KEYシリーズの物理キーボード専用IMEを開発している「Jiro」さんという方がおりまして、その方がUnihertz Titan用のIME「AquaMozc For Titan」を「Titan Pocket」にも対応させてくれております。
1,650円の有料アプリとなっておりますが、インストールする事で「ALT」+「SPACE」キーで日本語と英語の切り替え、設定を行う事で「FN」キーで長音(-)の一発入力、「SYM」キーとJ/B/N/Mキーを押す事でカーソルキーとして機能させたりとありとあらゆるストレスを軽減できる機能を追加する事ができるようになります。

ただし、本来Titan Pocketのキーボードに印字されているキーと割り当てられる役割が変わってくるのである程度キーを見ずにタイピングできるようになってから導入するといいかもしれません。

はっきりというとTitan Pocketを本気で使う気があるならインストールしても費用対効果が大きいので検討をする価値は十二分にあると思います。

Titan Pocketにプリインストールされているキーボードも悪くはないので「これがないと話にならん」というワケではありません。

上記のような機能が欲しくなったらぜひ検討しましょう。

愛でカバーする必要があるが世にも貴重な変態マシン

それでは総評です。

アプリとの親和性が課題のスクエア液晶、癖が強いキーボード、しっかりと重いボディと現在のスマートフォン市場のニーズに対して捻くれまくった半グレどころじゃない角度で攻めてきたUnihertzの「Titan Pocket」ですが、自分ははっきり言うと好きです。
画面が不釣り合いなほどデカくてiPhoneに右ならえの板よりはよっぽど好感が持てる端末です。

ただ、やはり時代というかスクエア液晶の限界が垣間見えた瞬間でもありました。

自分としては「Blackberry KEY2」のキャンディバータイプよりTitanPocketのようなコンパクト感が好きなのですが、やはりスクエア液晶に拘らず、この端末サイズのガラス面いっぱいを使って縦長の解像度に対応してほしかったし、重くてタフネスデザインなのに防水が搭載できなくて「防水ないんじゃタフネスの意味ないやん」とバッサリされてしまう結果にしかならない点とかは残念以外の何物でもないという他ありません。

勿論文句を言いだせばキリがなくて不良品が結構な確率で出てきているとかサイドキーまわりの設計がまだまだ甘かったりとかありますけれども、それよりも自分はUnihertzが先代のTitanからここまで「かつてのBlackberry端末」に近づけてきたというチャレンジ精神を評価したいという想いが強いです。

まだまだBlackberry端末にはクオリティや使い勝手では及びませんが、ある意味現行Androidでキーボード付きコンパクト端末の限界に手が届いたともいえると思います。

なのでUnihertzには「キーボード付き端末にタフネスを組み合わせるというのは幻想以外の何物でもなかった」と1秒でも早く夢から目覚めていただきBlackberryと同じ土俵に立ってからひたすら「キーボードの使い勝手を追求する」方向へ舵を切っていただけるように願うばかりです。

つまりAtomやTitanはタフネスフルタッチ端末のブランドとして機能させ、新たな「タフネスを捨てた物理キーボードを中心としたコンパクトな端末」としてのブランドが必要なんじゃないかと思います。

しかし、そんなうまく話が進むかどうかなんてわかりませんので自分は引き続きTitan Pocketを「貴重な現行Androidが動くキーボード端末」として使い続けていきたいと思います。

これから一般販売が開始される予定ですが、自分の記事を見て一人でも多く「Titan Pocket」に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

さぁ、アナタも禁断の一歩を踏み出して「変態」になりましょう。

Titan Pocketをコレで持ち歩こう

端末の大きさに反してある程度重さのある「Titan Pocket」ですが、最低限の荷物を持ち運べる容量とベルトによるしっかりした保持性を両立する「SPIBELT」(スパイベルト)が結構いいんじゃないかと思いました。

この「SPIBELT」は伸縮性の強い生地でできており、一見何も入りそうにないように見えますが、ファスナーを開いてモノを入れると入れたものの分だけ生地が伸びて大きさが変幻自在に変えられるポーチです。

一応限界はあり、500mlペットボトルを丸々納めるくらいまでは生地が伸縮しますが、何も入れなければすごい小さいままなので携帯性に非常に優れているというのが非常に強いポイントです。

デザインからもカジュアルな印象を受けるTitan Pocketですから、この「SPIBELT MESSENGER」なら財布やモバイルバッテリーなどミニマリズムを意識した荷物に限定しつつ手ぶらで出かける機動力を確保する事が可能です。

もしTitan Pocketを持ち運ぶのに手頃なカバンや手ぶらで出かける為のツールをお探しの場合は検討してみてはいかがでしょうか。

Titan Pocketを手ぶらで持ち歩くならコレ!

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