-一足お先に2077年からオマエに会いに来たぜ。-
皆さんこんにちは。
今回は待ちに待った最新ゲームタイトル「CyberPunk 2077」が発売~!!…じゃなくてその「CyberPunk 2077」と日本市場への参入も間近と噂される中国のスマートフォンメーカー「OnePlus(一加)」がコラボした「OnePlus 8T CyberPunk 2077 Edition」がやっと届きましたのでさっそく開封とレビューをお届けしたいと思います。
はじめに
今回レビューする「OnePlus 8T CyberPunk 2077 Edition」はもともと中国国内のみの限定発売となっており、本来は外観だけでなく起動及び充電モーションやホーム画面の壁紙やアイコン、カメラのフィルターなどにゲーム「CyberPunk 2077」を意識したカスタマイズが施されているのですが、それは「HydrogenOS」というGMS(Google Mobile Service)を含まない中国国内仕様として開発されたOSの限定仕様であり、グローバルROMとして搭載されている「OxygenOS」にはGMSとマルチ言語対応がある代わりに上記の「CyberPunk 2077」を意識したカスタマイズは施されていません。
今回購入したのは「OxygenOS」搭載のグローバルROM版であり、中身は通常モデルの「OnePlus 8T」と同じ仕様となっております。
正直「CyberPunk 2077 Edition」としてレビューするならカスタマイズが反映される「HydrogenOS」搭載の中国国内仕様を購入するべきだと思いますが、GooglePlayStoreが使えないとなると今の自分の使用状況では完璧に「宝の持ち腐れ」になってしまう事を危惧ししたため、「OxygenOS」搭載版を採用しております。
その為、今回のレビューにおいては外観やファーストインプレッションが殆どであり、中身やシステム回りについてはレビューを行いませんので、その点はご了承願います。
ゲーム【CyberPunk 2077】とは?
まずは端末のレビューを行う前に今回コラボレーションしているゲーム「CyberPunk 2077」について簡単に解説いたします。
「CyberPunk 2077」はタイトル通り、2077年の世界が舞台のロールプレイングアクションゲームです。
荒廃した近未来に唯一残された大都市「ナイトシティ」と”主人公にだけ見えるある人物”を中心に渦巻く様々な勢力やギャングと駆け引きをしながら戦闘や依頼をこなし”ある人物の謎”に迫る…という内容です。
膨大な数の”選択”が存在し、どの選択肢を選ぶかによってストーリーが分岐し、展開していくシステムで主人公は外見だけでなく”生まれ”を選ぶ事もでき、選び方によっても違ったストーリーを楽しめる話題のタイトルです。
タイトルが「サイバーパンク」なだけあって世界観は近未来SF”あるある”を詰め込んだものとなっており、機械と肉体の融合「サイバネティック技術」やロボット、そして「中途半端な日本語」が多く登場します。
そして劇中のキャラクターにもはや”SF俳優”と言っても過言ではない存在となった”キアヌ・リーヴス”が登場しており、ゲームをより一層盛り上げる存在となっている事も人気の一つです。
筆者もぜひプレイしたいのですが、”Playstation5”が手に入ったら真っ先に楽しみたいので我慢しています。
ネタバレプレイ動画を必死に避けているのですが手に入ったら寝る間も惜しんでプレイする予定です。
”さぁ、オモチャの箱を開けようぜ!”
さて、ゲームの紹介もほどほどにして早速開封していきましょう。
スペック等はたくさんレビュー記事や動画が出ている「OnePlus8T」と全く変わりませんので当記事では割愛させていただきます。
やっぱりコラボモデルはデザインが大事ですから写真多めで行きます。
外箱はカバーに包まれており、カバーはゲーム「CyberPunk 2077」のパーソナルカラーであるイエローとなっております。
カバーを外して外箱が登場
カバーを外すと真っ黒な外箱が登場です。
外箱にも「CyberPunk 2077」のロゴが印字されております。
そして最新型iPhoneの”環境に配慮された”外箱をあざ笑うかのようなビッグな外箱はフィギュアでも入ってるのかと思う大きさ。
実はこの外箱は二重構造で底にはコラボモデルのおまけである「ゲーム内に登場するギャングや組織のロゴピンバッジ」と「コラボデザインケース」が入っています。
これについては後述します。
そしてカバーは外箱を取り出すと裏側に「CyberPunk 2077」の舞台となるナイトシティの簡易地図がデザインされています。
光が当たると道路や通路の線がプリズムのように反射される粋なデザインがカッコいい。
もうここから気合が入ってますね。
コラボケースとピンバッジ
カバーを取り除き、外箱と対面です。
黒一色の外観に浮かび上がるゲームタイトルとメーカーのロゴ。
勿論パーソナルカラーのイエローでデザインされており、カバーとは逆の配色になっています。
箱は二重構造なのでまずは底を外していきましょう。
底を外すと小さなスペースが2箇所あり、本体背面のデザインに合わせたケースが入っています。
シリコンゴム系のケースですが、現在コラボモデル用のケースは販売されていないため、本体を保護しようと思ったらこれを使うほかありません。
しかしながらデザイン性を重視しすぎてドデカい穴が開いてしまっているため、ケースをつけたからと言って油断は禁物です。
本体デザインを全く損なわない秀逸な出来なのでぜひつける事をおススメします。
2箇所目のスペースにはゲームに登場するギャングや組織のロゴマークのメタルピンバッジが入っています。
種類がいくつかあり、そのうち1つがはいっています。
勿論選べないので、揃えるとなると端末ごと買う羽目になるのでコレクションする猛者はいないと思いますが…。
筆者は「子供も殺すような”イカれてる”極悪ギャング」ことメイルシュトロームのピンバッジでした。
機械による人体改造によって体の大半が機械化されており、眼が改造によって機械の複眼になっていたり、ほぼサイボーグ化されていたり見た目も全ギャングの中でも特異な犯罪組織集団です。
ゲーム中でも登場回数が多いらしく攻殻機動隊の全身義体よろしく最も「サイバーパンク」な印象を与える集団のひとつです。
これはゲーム色が強いおまけ的な扱いですのでキャップやリュックなどに装着してファンであることをアピールするといいでしょう。
メインスペースもファン要素が盛り沢山!
次にメインのスペースを開封していきましょう。
上側の蓋を開けると端末の上にスリーブが格納されており、その中には”Welcome to NightCity”のメッセージカードと保証書、ステッカーとクイックマニュアルが裏面に書かれたポスターが封入されていました。
ポスターには「CyberPunk 2077」内でも特に異彩を放っていたサイバネティック技術で機械化された腕を近接武器に変形させる「マンティス・ブレード」がデザインされています。
ゲーム内ではプロモーションビデオでも登場し、人気を博した武器です。
裏のクイックマニュアルは全て中国語なのでこのままポスターとして飾ってしまってもいいでしょう。
スリーブを外すといよいよ端末とご対面です。
下側は”NightCity Changes EveryBody”と書かれた蓋があります。
蓋を開けるとロゴ入りのACアダプタが入っています。
OnePlus8Tは付属のケーブルとACアダプタを使う事で大出力による高速充電を可能としていますが、使用の際はコンセント形状に気を付けて使いましょう。
筆者はあまり充電の事で悩んだことはないので使わず手持ちの充電器を使おうと思います。
端末を取り出すと下にUSB Type-Cケーブルが入っています。
両側ともType-Cなので最近のノートPCなどはUSB-AではなくUSB Type-Cのポートを備えている事が多いですからそのまま使うことができます。
超カッコいい背面に思わずため息…!
スリーブを外し、端末を取り出します。
通常のOnePlus8Tから大きくかけ離れた背面デザインは今までのコラボモデルの常識を覆してきますね。
ゲームのパーソナルカラーのイエローをラインに施して背面下部にタイトルロゴがあしらわれています。
そしてこの専用デザインのカメラパネルが一番のキモといってもいいでしょう。
レンズやカメラ性能は全く変わらないのですが、端末上部を丸々使ってパネルにし、反射でキラキラと光る「2077」のマークデザインが施されています。
このマークは表面にあるわけではなく、パネルのガラスの下に刻まれているためパネルの質感を損ないません。
擦れて消える事もないので、これはデザインの勝利。
その他の部分は石のようなデザインとなっていますが、もちろんそれっぽいデザインなので本当に石で出来ているわけではありません。
手触りが気持ちいいですが、グリップ感はないので手から滑り落ちないように気を付ける必要があります。
ちなみに付属のケースをつけると石っぽいデザインの部分は隠れますがカメラパネルの高さを相殺できるため、ぐらつきが気になる場合はケースをつけましょう。
表側は通常版と全く変わらないデザインなので写真は撮影しておりません。
”コラボモデル”の常識を変える逸品
今回、「OnePlus8T CyberPunk 2077 Edition」を開封&レビューさせていただきましたが、今までの「コラボモデル」の常識を覆す作り込みに終始感嘆しっぱなしでした。
今までのコラボモデルと言えばオリジナルカラーであったり、専用壁紙が付属している位のものでしたが、今回の「CyberPunk 2077 Edition」は端末本体のデザインまで変更されるという徹底ぶり。
しかも随所に仕掛けられたファンサービス精神はゲームを知れば知るほど嬉しくなるものばかりです。
今回はOxygenOSがインストールされたものなのでHydrogenOSのオリジナルではありませんが、オリジナルは起動アニメーションに充電アニメーション、アイコンと効果音にライブ壁紙まで作りこまれています。
個人輸入に慣れている方は香港のECサイト「GizTop」ではHydrogenOSのオリジナルでありながらGoogle開発者サービスやPlayStoreが使えるバージョンを取り扱っているので手を出してみるのもいいかもしれません。
サイト内の説明が正しければコラボコンテンツがすべて搭載されているうえにGooglePlayStoreが使えるという豪華仕様なのでそうではないバージョンを入手した自分はちょっと損した気分です…。
それはさておき、2020年最後を飾る大作ゲーム「CyberPunk 2077」をプレイするならメインのスマートフォンも”2077年仕様”にして「2020年のナイトシティ」に繰り出してはいかがでしょうか。
”欲しけりゃ掴みな。その手でな!”
【参考】