Minimal Phoneの進捗を追え part.15

-悲しみの再延期と嵐を呼ぶパンダ襲来-

皆さん、こんにちは。

進捗ブログでまた残念な報告をしなくてはなりません。

支援者や購入者の方々にはアナウンスメールが走っていると思いますが、クリスマスプレゼントにMinimal Phoneを手にすることが不可能となりました。

また、Founders Editionの限定カラーが公開になったり、indieGOGOプラットフォームでの支援者に対し、カラーリクエストメールが配信開始されたりしました。

現在Discordでは怒涛のように質問が飛び交っている状態で、同じような質問を繰り返しする人やオーナーですら忘れていたような話題(リファラル報酬の話など)がいきなり出てきたり、正直カオスな様相を呈しています。

目次

悲しみの再延期

まずは一番悲しいニュースとしてクリスマスまでの出荷が不可能となったこと。

契約工場には端末の製造を発注しているものの、GMS(Google Mobile Service)のFCC認証(Federal Communication Commissionの略で、アメリカ合衆国の米国連邦通信委員会による認証のこと)に時間がかかるとして再延期の決定をアナウンスしました。

オーナーからは正直にこのプロセスを甘く見ていたようで、少し前にMinimal PhoneへGMSとAndroid OSを搭載するかどうかという話題がオーナーからあったのはこの辺の認証関係のプロセスをすっ飛ばすためだったのではないかと推測します。

オーナー(Andre氏)もソフトウェアが専門領域らしいのですが、この辺の見通しが甘いのは支援者の一人としては正直情けないという他ないですね。

比べるのはもう酷かもしれませんが、Unihertzなどは過去の経験から認証関係に時間がかかるとみてクラウドファンディングを準備する段階で認証関係への手回しを先に行っていました。

Unihertzの強みはまさにそこで、いまやクラウドファンディングプラットフォームでの資金調達と製品提供はスピード感が重視されるようになっており、あまりモタモタしていると熱が冷めて飽きた支援者から怒涛の返金要請を食らいかねません。

いずれにせよクリスマス前出荷予定というスケジュールから年明け2025年1月20日出荷開始予定にリスケジュールされました。

ただし、このスケジュールも1月20日から3月までとだいぶバッファが設けられており、Discordでもある程度厳しく見ていかないとAndre氏とArmen氏は作りこみのアイディアに囚われてスケジュールを守らなくなっていってしまうので、気を付けたいところです。

パンダバージョンとカラーリクエストメール

スケジュール再延期のアナウンスに落胆の声が聞こえてくる中、かねてより謎が謎を呼んでいたindieGOGOでの限定支援枠であった「Founders Edition」の限定カラーがアナウンスされました。

その名も「Panda Version」です。

要は公式サイトで選べる3色のカラー(フュージョン・オニキス・ぺブル)の各パーツを混ぜこぜにしたようなデザインです。

すぐに余剰部品の在庫を消化するための「余りもの寄せ集め」だと分かりそうなものですが、個人的には「オニキスカラー」が一番欲しかったので、今後の進捗に応じてオニキスカラーを追加購入しようと思います。

(もしかしたらパンダバージョンはメ●カリでいいお値段つくかもしれませんしね!)

ただ、オーナーのビッグマウスが炸裂していた頃の「Free HAT」(無料の帽子)やindieGOGO支援者限定の充電器セットやスペック問題(indieGOGO経由の支援者のみRAM8GB、ROM256GBの特典)も未だ決着が見えていません。

正直このあたりも解決していかないとこれ以上の進捗は望めません。

また、indieGOGO経由の支援者に向けて「提供される端末のカラーをリクエストするメール」が届きました。

現状Founders Editionを選択している自分にもメールが届いている状態で、Discordでも混乱している人がちらほらいます。

今のところタイムラインをさかのぼってみるとFounders Editionから通常カラーへ切り替えたりする手続きは別のフォームで来るようなので、自身はカラーリクエストフォームには回答せず放置しています。

このあたりもオーナーは「来た順に処理している」との事なので、通常版の混乱が収まるまで待つ事にします。

(収まるのか…?)

indieGOGO支援者の方へ

さて、カラーリクエストメールも発信されたところで、indieGOGOプラットフォームでの「支援者No.」こと「コントリビューションID」について解説しておきます。

今回のカラーリクエストメールを提出する為にも必須なので、ちょっとした画像解説も加えています。

カラーリクエストメールに返信できていない方はご参考までにどうぞ。

indieGOGOのマイページにログイン

まずindieGOGOのマイページにログインします。

ログインするとトップページの右上に自身のIDやアイコンが表示されます。

そのユーザー名(アカウント名)にマウスカーソルを合わせるとプルダウンメニューが表示されるので、「My Contributions」をクリックします。

支援のステータス確認画面から詳細を確認

自身が支援したプロジェクトの内容(ここではMinimal Phoneのプロジェクトを指します)が表示されたら、「Perk」欄にある「View details」をクリックすると実際に支援時に入力した内容を閲覧する事が出来ます。

ユーザー名とともに支援時に入力した配送先住所の情報が左上に表示されますが、配送先住所が変わっている場合はindieGOGOへ変更依頼を出すより、オーナーから来ているカラーリクエストのメールからアクセスできるフォームにも配送先住所の確認があるので、こちらで申請した方が確実だと思われます。

今の流れだと深圳にある契約工場から直接出荷される事になっているので、Unihertzのように日本語で入力するのか、英語のまま入力するのかは現在のところ不明です。

こちらは今後の対応で判明してくるでしょう。

オーダーIDを確認しよう

「View Detail」をクリックすると「Contribution Summary」を確認できます。

オーナーから来ているカラーリクエストフォームに回答するにはindieGOGO上で確認できる「Contribution ID」が必要です。

こちらは画像の示す通り、「Contribution Summary」の文字のすぐ下に「ORDER PLACED~」の文字列にあります「ID #●●」という数字「Contribution ID」となります。

カラーリクエストのフォームを完成させるためには、この「Contribution ID」がリクエストフォームの一番最初の質問の回答になるので、確認する方法を覚えておきましょう。

また、オーナーに直接質問したい場合はサポートチーム(ホントにいるのかどうかはわからないが)へ質問のメールを出すこともできます。

その場合は、「Support@MinimalCompany.com」宛にメールを出しましょう。

Discordの様子を見ていると怒涛の質問メールが彼らのもとに届いているはずなので、テンプレ内容を返される確率も高そうですが、不明な点がある場合は送る価値はあるでしょう。

製造は着実に進行中。

そしてオーナーであるAndre氏のもとに契約工場から絶賛製造中の報告写真が何点か届きました。

まぁ、ここまできて「実在しない詐欺プロジェクト」と揶揄する人はほとんどいないと思いますが、結局手元に製品が届かなければ意味がないので、着実に行動で証明してほしい所です。

Unihertzの時も散々思いましたけど、中国ではだいたいこんな感じの製造現場なのでしょうかね。

Nothingとかが公開している製造現場とは大違いな品質管理のクオリティを感じさせます。

(通電していないから大丈夫なのかどうかはわかりませんが、絶縁手袋くらいしろよとは思います)

という事で、今日はクリスマスです。

こんな進捗記事を書いているくらいなので、当然予定も何もないのですが、実家でクリスマスパーティーは既に週末に済ませてしまったので、せめて自分自身にご褒美で美味しいご飯でも食べに行こうと思います。

独身を拗らせすぎて都内のクリスマスマーケットに単身乗り込み、かなりの時間活動できるほどの耐性がついてしまっているので、Minimal Phoneで自分の生活にメリハリがつけられることを祈りながら枕を濡らしたいと思います。

では、次回の進捗報告記事でお会いいたしましょう。

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この記事を書いた人

SNSから距離を置く30代男性。
ブログに雑記を書き散らしながら日々を楽しく生きる事だけ考える。
モットーは「同年代より一つ若くいること」。

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