Minimal Phoneの進捗を追え part.14

-ファーストインプレッション動画とパッケージデザインが公開。-

皆さん、こんにちは。

Minimal Phoneについてこうしてブログをわざわざ書いているのも自分くらいなんじゃないかと思う今日この頃ですが、進捗もひと段落したみたいなのでまた進捗記事として更新したいと思います。

まず大枠のスケジュールとしてオーナーは当初「12月中に全てのロットを出荷する」(全てのロットとはindieGOGOだけでなく公式サイトからのプレオーダー分も含む)としていましたが、個人的な見解として難しいんじゃないかというのが正直なところです。

現状確認できた進捗は以下の通りですが、今のDiscordのグループを見ているとIndieGOGOの支援者から公式サイトのプレオーダー組まで入り混じっている状態で、IndieGOGO組は進捗や小出しの情報に多少イラつき始めている様子がうかがえます。

目次

Minimal Phoneの発注は12月の初週に発注済み

現状11月末に送信するとされていたIndieGOGO支援者へのカラーリクエストのメールは現在も確認できていません。

そんな中、オーナーからDiscordにて「契約工場へMinimal Phoneの発注が完了した」という旨の投稿がされました。

この投稿に対し「カラーリクエストもしていないのに発注が可能なのか?本当に発注したのか?」という反応がありましたが、オーナー側としてはある程度の在庫を持つ可能性もあるので一概には否定できるものではないと思います。

ただ、ここから見えるのはプロジェクトが現実のものかどうか判断材料に乏しい初期の頃からRedditやindieGOGOで支援してきた人々が蔑ろにされていると思っている人が一定数いるのではないかと予想します。

最近のオーナーの投稿やアナウンスにサムダウンマーク(要はDislike評)が投じられる事もあり、初期の支援者らしきユーザーからは「包括的な機能を知る事ができるビデオはまだか?」といったコメントや「instagramやfacebookで流れている広告の画像に違和感がある」といった投稿がされることがあり、オーナーが対応に苦慮している場面も見受けられました。

TechOdysseyによる動画も公開される

そこに返すようにオーナーからアナウンスがあったのがTechOdysseyというYoutubeメディアへの端末提供によるレビュー動画の公開です。

オーナーのXの投稿を追うと一部始終がわかりますが、正式製造された100台は上記の動画のようにYoutuberをはじめ複数のインフルエンサーやメディアに提供されることがアナウンスされており、その第1弾とも言えます。

上記のTechOdysseyの動画では実際に操作しているシーンがちょこちょこ映っています。

キーボードでの入力にディスプレイが追従している様子も確認でき、リフレッシュレートとしてはなかなかバランスが取れていると受け取れます。

この動画では大手のスマートフォンレビューのような機能や使い勝手に関するレビューというわけではなくあくまでMinimal Phoneの成り立ちやコンセプトに関する言及が多く含まれています。

この動画も賛否両論で包括的に機能についての解説はあるものの、本体が操作されているシーンは限定的であり、レビュー動画というよりはファーストインプレッション動画という内容でした。

パッケージデザインとMinimal Hubについて

また、動画の公開と同タイミングでMinimal Phoneのパッケージデザインが公開されました。

おそらくこちらはまだレンダリングCGだと思いますが、Unihertz製よりもだいぶ気合が入っています。

むしろ大手のパッケージよりも装飾に力が入っている印象で、こちらも制作に動いている状態だと思いますがこのタイミングでパッケージですから、スケジュール的には不安感が漂います。

上記のTechOdysseyによる動画にしてもパッケージは登場していないので、おそらくサンプルのみ手渡された感じでしょう。

進捗の報告はオーナーからまだありませんが、Discordのコメントでも周回遅れ感を感じざるを得ない状況なので手早く進めてほしい所ではあります。

Minimal Hubについて

またオーナーの投稿から「Minimal Hub」という機能(アプリ)を開発中とのアナウンスがありました。

機能的にはおそらくかつて一世を風靡した「BlackBerry Hub」を意識したものと思われ、着信からSNSの通知まであらゆる通知関係を集約でき一括で管理できるものと予想されています。

「Blackberry Hub」は通知が来るたびに当該のアプリをいちいち開く事なく通知の内容が確認できたのでBlackberryを使っていた自分としては重宝していたのですがBlackberry KEYシリーズを最後に終焉してしまったのでそれが復活するなら大歓迎ですね。

電子インクディスプレイ搭載端末としてはアプリをみだりに開いたり閉じたりする事はユーザービリティを損なう事にも繋がるので、こういった機能が追加されるのは嬉しい事です。

このように「独自機能」(結局はBlackberryのインスパイアだけど)と呼べるものがソフトウェア的に作られて追加されていけばMinimal Companyとしてのビジネスモデルを補強する事にも繋がっていくでしょう。

Founders Editionについて

最後にデザイナーのArmen氏よりDiscordにてFounders Editionについての続報がありました。

当初、3色のカラーバリエーションが登場する前にFounders Editionとして通常よりも多い金額を支援してくれたユーザーに対し、ユニークなカラーとしてブラックカラーのMinimal Phoneが提供されるとしていました。

その後、コミュニティでの強い要望により通常版として3色のカラーバリエーションから選択できるようになってからFounders Editionとしてのメリットが消失してしまう事になりました。

その後、長い沈黙を経て最近Founders Editionとしてユニークなカラーを選択できる権利としての選択肢をあきらめておらず契約工場側と協議を続けている事がArmen氏によって明らかとなりました。

ただし、ユニークなカラーとされる色については情報がなくDiscordコミュニティの中ではFacebookやinstagramでの広告に採用されていた赤い会社ロゴに合わせて赤色が提供されるのではないかとか一定の予想がされていましたが、現状決まっている情報としてはArmen氏によると以下の通りとなります。

  • Founders Editionとしてユニークなカラーが出荷前に発表される
  • (通常版のカラーがいい場合)差額の返金を受け1台の通常版を選択
  • (通常版のカラーがいい場合)2台の通常版を選択

自分としてはFounders Editionとしてユニークなカラーが提供されるのであればそれを選択しようと思います。

Onixカラー(いわゆるブラック)が気に入っていたのですが、せっかくの限定カラーでしょうから万が一気に入らなければ、その時はもう一台通常版を注文しようと思います。

さて、いよいよ進捗報告記事も数を重ねずレビュー記事に移りたいところなので、今後は出荷のアナウンスに期待したいと思います。

できればMinimal Phoneについては国内でもユーザーコミュニティの形成ができればいいですね。

ちょっと考えてみる事にします。

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この記事を書いた人

SNSから距離を置く30代男性。
ブログに雑記を書き散らしながら日々を楽しく生きる事だけ考える。
モットーは「同年代より一つ若くいること」。

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