Minimal Phoneの進捗を追え part.13

-ついに最初の100台サンプルが製造されました-

皆さん、こんにちは。

10月13日からのオーナー達による中国再訪問は長く現地時間24日まで滞在していました。

その後、Discord上で大きな進捗がありましたので進捗記事として報告いたします。

目次

最初の100台が正式に製造されました

まず最も大きなアップデートとして深圳の契約工場にて最初の100台が正式生産されました。

Founders Editionで出資が募られた100台とは直接関係なさそうですが、エンジニアサンプリングの制作から大きく前進し、実際に「ブツ」として生産されている事が確認できるトピックといえるでしょう。

100台の”サンプル”のうち20台がYoutuberやメディアへ?

今回の中国訪問で生産された100台のうち、約20台がメディアやYoutuberなどに提供される旨、オーナーからのDiscord発信で判明しています。

提供されている写真を見る限り、ここから何か仕様が変更されることは考えにくいですがオーナーによると20台がメディア等に提供された後、80台は工場に残し製品テストに使用されるとの事です。

耐久試験や部品の脆弱性など品質面をクリアするための試験用筐体として利用されるものと思われます。

製品化に向けて

メディアへ提供される20台についてはカラーバリエーションとしてラインナップされていた3色が満遍なく生産されている事が確認できる一方でパッケージや付属品等が確認できませんでした。

外装や付属品等については今後のスケジュールに積み残しとなっていると推測するしかなく、デザイナーのArmen氏の手にかかっていると考える事にしましょう。

オーナーによる個別回答(公式リーク)で少しずつ見えてくる

Discord上では雨あられの如くオーナーに降り注ぐ質問に個別に回答する形でMinimal Phoneの写真が公開されています。

見出しの写真はダークモードとライトモードの表示比較写真ですが、他にもAndroid Autoを車で起動している様子など少しづつ公式リークみたいな形で詳細が公開されつつあります。

instagramでは広告動画が更新

製品化が完全に視野に入ったタイミングでinstagramやfacebookなどのSNS等で流れてくるMinimal Phoneの広告動画が更新されました。

個人的に動画内の赤文字部分は思いっきり動画背景で潰れるので賛同できませんが、既に検証済みのアプリ画面を表示しているのでアプリの親和性による部分の検証は進んでいると思われます。

今後2~3週間で支援者宛に本体色の指定を訊くフェーズに

現段階での最新情報としては今後2~3週間(およそ11月後半)にかけて初期のindiegogo経由での支援者に向けて端末カラーの指定を伺うメールが発信されるとオーナーはDiscordで発信しています。

それに合わせて公式ページの製品情報も充実が計画されているとしており、当初延長を告知した12月中の出荷に向けて着実に進捗している模様です。

ただFounders Editionについての詳細がまだないのでindiegogoでの支援枠にどういった差別化がされるのかいまだ不明な点は気になります。

DiscordでもFounders Editionについての質問やコメントが散見されるのでその点が気になっている支援者は少なからずいるでしょう。

個人的にはそろそろMinimal Phoneに合わせて手元環境の見直しも始めたいので、12月までに懸念点が払しょくされている事を願います。

次の進捗記事あたりではMinimal Phoneの詳細や出荷関連の情報にも言及できればいいですね。

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この記事を書いた人

SNSから距離を置く30代男性。
ブログに雑記を書き散らしながら日々を楽しく生きる事だけ考える。
モットーは「同年代より一つ若くいること」。

コメント

コメント一覧 (4件)

  • minimal phoneって、重量の情報の公開されていますか?
    問い合わせても、回答されませんし。

  • DiscordのチャンネルにてArmen氏が10月30日あたりに160gだと回答していますね。
    参考になれば幸いです。

  • duckduckgoでminimal phoneについての日本列島発の情報を得るべく探してここにたどり着きました。私はPHSの名機であったw-zero3esを2016年までしぶとく使い、その後、blackberryQ10 => blackberry keyone => unihertz titan とキーボード端末を使用させていただいています。画面だけのiosやandroid osなどの端末には何の興味もありませんし、神経の作用で手がうまく使えず誤操作になることもあり、操作感がちゃんと指にあるキーボード付き端末を変わらず可能な限り永く使えるよう、求めています。indiegogoは現金主義の私のようなものにはあやかれませんが、可能であれば、そんな私にも手に入れられるよう、アマゾンjpなどでの販売があればと強く願っています。今後の更なる情報が本当に待ち遠しいです。

  • コメントありがとうございます。
    Titanユーザーなんですね。
    今回のMinimal Phoneは物理キーボード端末という点だけでなく、オーナーのSNSや偏重したデジタル社会と距離を置くという哲学が垣間見える製品という事で、新しい携帯電話の立ち位置の定義という点からも個人的に応援している製品の一つです。
    ただ現状は投入された資金の回収もこれからなので一般販売までの道のりは遠いかもしれません。
    日本に対しては友好的なようなので、日本への販路確保に期待としたいところです。

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