ータフネスなコイツにはタフネスな収納アイテムが必要だ。ー
皆さん、こんにちは。
まだ発送すらされていないのにまた「Unihertz Titan」の記事をあげます。
今回は収納編で、ちょっと前にTwitterでこんなツイートをしました。
Unihertz Titanは大きさ的にポケットには入らないのでサコッシュなど、別途格納場所を用意する必要がある。
だけどアウトドア要素が満載な端末なのでバックパックのショルダーストラップの部分に固定したりポーチをつける等して重装備感を演出するのもいいな。#UnihertzTitan#unihertz— THE 禅 (@THE_8_ZEN) 2019年11月25日
確かに「Unihertz Titan」は重量は303g、外寸でも幅92.5mmに高さは153.6mmと今までのスマートフォンのようにポケットに入れられる大きさではありません。
Blackberry端末と同じようにジャケットの内ポケットやパンツのポケットにスッと入れられる代物ではないのです。
入れようものなら重量に引っ張られて襟ごとジャケットの形が崩れたり、端末自体の大きさがポケットに対してギリギリでパンツが不自然に下がったような感じになってしまいます。
もうこうなると「入れ物」を持ち歩くしかないのですが、取り回しも重視したい。
ツイートでは「サコッシュ」とか言ってましたが、あのツイートの後に雑貨屋さんでサコッシュを見つけたので「Blackberry KEY2」と「モバイルバッテリー」を一緒に入れたら「Unihertz Titan」と同じ位の重さになるだろうと試しに入れてみたらもう駄目でした。
サコッシュの底が突っ張ってしまって「如何にも見合わないものが入ってます」という感じが出てしまってダサさの極みでした。
確かにサコッシュ自体が「スポーツの際の補給品運搬」という「必要なモノだけ入れる」という考えの過程で生まれたようなものなのは否定のしようがない事です。
タフネス端末にはタフネスな収納アイテムを。
ではどうするか。
「Unihertz Titan」はタフネス性能を確保した端末であるというコンセプトを突き通し「スマートに収納する」という考えを捨て、タフネスな収納アイテムを探し出してみる事にしました。
アウトドア要素の強いスマートフォンですから、カジュアルで大容量で場所を気にせず「ズボッ!」と入れられるような収納アイテムはないのか。
そこで最近はカジュアルで丈夫なアパレルをリリースしている「WORKMAN」(ワークマン)に行ってみました。
実は最近、サイクルウェア関連で大変お世話になっており、一段と寒くなるこの時期には足繁く通っていたのです。
ダメもとで無かったとしてもバックパックとかもあるしそれっぽいのくらいはあるだろう、と行ってみたらちゃんと期待に応えて「ちょうど良さそう」なのがありましたのでそれについて書きたいと思います。
【FieldCore CORDURA 小物ケース】
ワークマンの中でも機能性を重視したラインナップ「WORKMAN PLUS」の一つ「FieldCore」(フィールドコア)ブランド。
CORDURA(コーデュラ)という繊維で作られており、アメリカの財閥系企業であるデュポン社から枝分かれしたインビスタ社という企業が企画・開発・製造している生地で会社の登録商標にもなっています。
似たような機能を持つ繊維にバリスティックナイロンというのもあります。
こちらはデュポン社自身が開発・製造している特殊繊維です。
一般的なナイロン繊維の約7倍(インビスタ社はデータのみ提供、名言はしていない)の強度と言われており、ビジネスバッグや作業服など幅広い製品に使われています。
一部では軍関係の備品の一部にも利用されているという実績もあります。
高い耐久性だけでなく、撥水性も兼ね備えており、雨風に強く擦ったりぶつけたりといった摩耗性にも優れています。
最近はさらに上記の2つの素材のイイトコ取りをした「コーデュラバリスティックナイロン」という素材が採用されたものもあり、高級ラインにはそういったものが出てきています。
今回は「コーデュラナイロン」が採用された小物入れをワークマンで買ってきましたので「Unihertz Titan」の収納に使えるかもと思ったので紹介いたします。
十分なスペースとゆとりの安心感
さて、このワークマンで販売されている【FieldCore CORDURA 小物ケース】ですが、カラーバリエーションとして「ブラック」「カーキ」「ネイビー」の3色展開なのですが、見出しの写真のように3色とも裏地がブルーで統一されているので自分は色差がなさそうな「ネイビー」を選びました。
まずは、大きなベルトロックを外すと外側に大きなポケットとペンなどの細いものを収納できるポケットが2つあります。
大きな外側のポケットなら「Unihertz Titan」は納められそう。
ただ、ゆとりが結構あるので重さのあるものをここに入れてしまうと重心が寄って膨らみが出てしまい、不格好になります。
比較的軽量のものを入れるとなると難しいですが、サイクル用として購入した自分としては夜間に自転車に装着する充電式のLEDライトとそれ用の薄型のモバイルバッテリー位がいいかなと考えています。
メインのポケットも十分な大容量
続いてメインのポケットは上部のファスナーを開くと内側にポケットが一つ付いた大きなスペースがあります。
「Unihertz Titan」を収めるなら先ほどの外側より重心の影響が少なそうな内側のポケットに入れるのがベストかもしれません。
加えてポケット側に装着部、つまりカラビナリング部分があるのでたとえ「Unihertz Titan」を入れたとしても重心が寄ってバランスが崩れる事は避けられるでしょう。
「Unihertz Titan」は防水防塵耐性のある端末ですが、そういった場面でも使用可能というだけで過信はなるべくしないほうが良いという考えを持つ自分はなるべく安定してしまっておける場所を確保したいと思っていたのでより支点(カラビナリング部)に近いほうが安定性は高まるでしょうし、手に入れたらこの部分へ収納しようと思います。
またアウトドア要素に重きが置かれている「Unihertz Titan」や本製品ではそれなりに周辺機器も多く持ち歩く場面が想定されそうですのであれもこれもと欲張っても大丈夫でしょうが、支点であるカラビナリング部は一つですのでカラビナを別途増設するかベルト通しで固定する必要がありそうです。
ファスナー自体はYKK製で信頼性は高い
これはオマケ的な要素ではありますが、メインポケットのファスナーはYKK製である事が確認できます。
ファスナーの開閉のしやすさは結構重要で、開閉時にファスナーが布地を噛んでしまうようでは話にならず、「素早い開閉動作」「開口部調節」の2点において限りなくスムーズであることが要求されます。
そういう点ではYKK製は一種のステータスで滑らかな開閉や噛みにくい機構をしており、こういった部分にきちんとした部品が使われているかは意外と重要な判断基準にもなります。
一番の強みは値段かも
しかし、何といっても一番の魅力は値段かもしれません。
プロ向け用品で揃えようとするとお金がいくらあっても足りないのにこのワークマンの小物入れなら1,000円でお釣りが来てしまいます。
なんと税込「980」円。
勿論、プロ向け製品と比べると耐久性という面ではプロ向けに軍配が上がりますが、カジュアルな使い方をするのであればコストパフォーマンスも重視したいところでしょう。
コストパフォーマンスもさることながらニーズをしっかりとおさえた質の高い製品なので「安かろう悪かろう」ではないことは保証できます。
ワークマンは現在オンラインストアが品切れ、配送遅延、生産ラインパンクのトリプルパンチを食らっているのでフランチャイズ展開の実店舗が近くにある方は実店舗をあたりましょう。
自分はちょっと時間はかかりましたが、実店舗でサイクルウェアやこの小物入れを入手しました。
ちょうどよい収納を探しているけど、機能性とコストパフォーマンスを重視したくてもめぼしいものが見つからない…という方は一度「ワークマン」を覗いてみるのはいかがでしょうか。
自分はもうすぐ来る「であろう」Unihertz Titanと機能性とアウトドア向けな製品がそろう「ワークマン」はなかなか相性が良いのではないかと思いますので、Unihertz Titanを手に入れてからもちょこちょこチェックしていこうかなと考えています。
参考
【フロントポケットを追加するアクセサリーも一考の余地あり】
[TIMBUK2] アクセサリーケース 3Way Black (2019年モデル) L