イマドキの逸品

-このコスパなら許せる!噂の「Watch 1」買いました-

-十分な機能と電池持ち。そして壊しても許せる「値段」。-

正直これが何度目かわからない。

自分は「時計」とは無縁の人間である。

これまでも、そしてこれからも…そう思っていた。

「オトコなんだからかっこいい時計の一つでも持っていなきゃ」という強迫観念のようなモノに駆られ時計を買ってはすぐにしなくなっていた。

少し高い時計をすれば変わるだろうかと数万円の時計にも手を出した。
しかし結果は変わらなかった。

時計をしていると手首が重たく感じ、手枷をはめられているような気分になった。
この一言は時計好きの方々を怒らせてしまうかもしれない。
しかし、自分の正直な気持ちだ。
もともと時間に追われているとまともに仕事ができない性格なのでいちいち時計で時間を確認するという行為をする事が全くと言っていいほどなかった自分には時計をする意味がないと言っても過言ではなかった。

その後、時計以外にも通知や音楽再生コントロール機能を備えたスマートウォッチが登場した。
軽量なので腕にしていても重く感じる事はなく「これこそ自分が求めていたものだ!」と喜び勇んで手を出したが、これも長くは続かなかった。

電池持ちが悪すぎるからだ。
毎日腕から外して充電するのが億劫で最初の1~2ヶ月は我慢していたものの次第に充電しなくなり、いつの間にか使わなくなっていった。
それでもスマートウォッチは数万円したし、思いつく限りでも3~4台は試したと思う。
しかしながら自分の希望にかなったものは結局なかった。

先月実家に帰った際、自分の両親がスマートウォッチではないもののアクティビティトラッカー(運動量や歩数計などの機能を持った活動量計)をつけているのを見て「今スマートウォッチはどうなっているのだろう」と気になった。

しばらく様子すら見ていなかった「スマートウォッチ界隈」だが、最近Amazonではなかなか評価が高い中国のオーディオメーカー「SOUNDPEATS」(サウンドピーツ)から安価な新型のスマートウォッチが発売されたと小耳にはさんだので何度目の正直かわからないが思い切って購入してみたので今回レビューさせていただく事にする。

SOUNDPEATS製「Watch 1」

SOUNDPEATS社はAmazon等の通販での販売をメインに長くワイヤレスイヤホン等を製造・販売するオーディオメーカーである。
ラインとしては格安でありながら一定の性能と評価がある為、オーディオメーカーとしてはエントリーに位置づけられる。

精力的に新製品を開発しており、今回オーディオメーカーでありながらスマートウォッチ「Watch 1」をリリースした。
もともと製造・販売していたイヤホンがスポーツとの親和性を意識したものが多く、その過程でスポーツとは深い関係にある体組成・活動量計の分野に踏み込んだものと言えるだろう。

驚くべきは性能とコストパフォーマンスのバランスで見た目的には安っぽいイメージがなく活動量計としては十分な性能がありながら値段は「3,980円(税込)」である。

今回レビューしたのはさんざんスマートウォッチに失望させられた自分が「まぁこのくらいの値段なら買ってもいいか」と思えたからだ。

「Watch 1」の基本性能

今回はスマートウォッチなので開封時の写真を一応掲載はしているが、付属品は充電ケーブルとマニュアルくらいと簡素なものである。

箱自体も非常にシンプルなのでこの点では特筆すべきことは見当たらない。

基本スペック

Googleのスマートウォッチ用OS「Wear OS」搭載機種ではなくアプリの導入が不可能な為、Bluetooth接続でスマートフォンと接続し、専用ペアリングアプリ「SOUNDPEATS SPORTS」で会員登録を済ませた後、デバイスを接続しないと何も表示されないので注意したい。
その点を踏まえたうえで基本スペックは以下の通りだ。

  • 外寸:36×48×11(厚さ)mm
  • 重量:35g
  • ディスプレイ:1.4型OLED
  • 解像度:300×300
  • 接続方法:Bluetooth 5.0
  • ボディ材質:樹脂
  • 防水・防塵性能:IP68等級相当
  • センサ類:ジャイロセンサー・心拍測定センサ

安価なスマートウォッチだけあってボディは樹脂素材できているが安っぽさはそこまで感じない。
逆に樹脂素材を使っているため、重量がかなり軽いのがポイント。

ボディに対して画面の表示領域は少し小さいが、自分はそこまで気にならなかった。
また防水防塵性能としては「IP68等級相当」となっており、砂塵や水が内部に入り込まない仕様で短時間なら水没しても大丈夫だ。

ウォッチ本体横のボタンを押すと画面が点灯するが、ジャイロセンサーが搭載されているので腕を動かしても反応する。
画面が点灯している状態で画面を下から上へスワイプするとメニューを呼び出せる。

ここから心拍数や睡眠モニター、トレーニングモードと天気情報や設定(ウォッチフェイスの変更など)が行える。
前の画面へ戻るには画面が点灯している状態で左から右へスワイプすればいい。

ペアリングは簡単だが全体的にフォントと日本語は怪しい

ペアリングに関しては会員登録が必須な点と初回はメールアドレス宛に送信されるPIN番号を入力する必要がある点以外は簡単だ。

ただ中国の企業であるSOUNDPEATSだけにウォッチ本体内に表示される日本語フォントとアプリ内の日本語の表現はやや怪しい。
ご愛嬌と言いたいところだが、ホントに「???」となる箇所もあって正直アプリはアップデートで直してほしい所。
(まぁ、中華製スマートウォッチはどこもそんな感じなので期待はできないが)

ウォッチ本体も見る分には特に問題ないもののBlackberry OS端末時代で親の顔ほど見た「中華フォント」が所々顔を覗かせている。
ファームウェアアップデート機能があるのでここも直してほしいが、過去の経験から期待しない方がいいかもしれない。

まぁ、海外の製品とうまく付き合っていくにはこういった「仕様」が呪いのようについて回ることになるのである程度の覚悟は必要だ。

12種類のスポーツモード

「Watch 1」はあくまで体組成情報の計測と運動習慣の記録をメインとしたスマートウォッチである。

その為、スマートフォン側のアプリ「SOUNDPEATS SPORTS」では運動の種類によって異なる計測モードを設定する事が可能だ。
プリセットとして以下の12種類が用意されており、「マイスポーツ」として選んでセットしておくことができる。
ただし、誤訳やわかりにくい表現が多いので気を付けたいところ。

  • 歩く(ウォーキング)
  • アウトドアラン(ウォッチでは「室外ジョギング」に…)
  • サイクリング
  • 屋内ランニング
  • 登山
  • スポーツバイク(エアロバイクの誤訳、わかりにくい!)
  • ヨガ
  • 無料トレーニング(フリートレーニングの誤訳?)
  • 体操
  • バスケットボール
  • サッカー
  • ボート遊び(船漕ぎ)

自分は「歩く(ウォーキング)」と「サイクリング」を登録しているが、トレーニングを選択するとそのトレーニング中の消費カロリーだったり心拍数の推移が見れたりするので自分が普段から習慣づけている運動がこの中にあれば、積極的に使用してみるのもいいだろう。
なお、トレーニングモードはウォッチ本体からでもスマートフォンの「SOUNDPEATS SPORTS」アプリ内からでも開始できる。

安価ながら心拍センサー搭載

安価なスマートウォッチは所有した事が無いので今では常識なのかもしれないが、ウォッチ本体裏はセンサーになっており、心拍数などを測る事ができるようになっている。

心拍数は24時間分推移と変化を記録可能で、心拍数の数値ごとに色分けされて表示できるものもある。
自分は通勤でクロスバイクに乗っているのでその時だけトレーニング「サイクリング」で心拍数を測るとピーク時と平常時の心拍数の差がわかるので便利だ。

また、ベルトはクイックリリースできるようになっており、同じベルト幅でクイックリリース式のベルトであれば交換できるので好みのものに変える事もできそうだ。

音楽再生コントロール機能

今回気になっていた機能はこれ。

Wear OS(旧:Android Wear)搭載機種ならば対応アプリを入れてコントロールできるようになるというのはわかる。
しかしこの「Watch 1」はWear OS搭載機種ではない。

それに自分はスマートフォン本体に保存した楽曲を再生するのではなく、ストリーミングサービスである「Spotify」アプリでの再生及びコントロールをこの「Watch 1」でできるのかが気になった。

結論から言うと再生/一時停止と前の曲、次の曲への曲飛ばしのみという簡易的な動作が可能だ。

現状は「SOUNDPEATS SPORTS」とウォッチ本体がペアリングされている状態で、スマートフォン側で「Spotify」アプリを立ち上げ楽曲を再生すれば、アプリがタスク上に残っている限りウォッチ本体が簡易コントローラーとして機能する。

ウォッチ上には楽曲のタイトルやシークバーなどは出ないが、公共交通機関での移動中や歩きながら操作する時にスマートフォン本体を出さなくても操作できるという利点としては十分だろう。

勿論操作するにはウォッチ本体でメニューを呼び出し、「音楽」メニューからコントローラーに移行する為、ひと手間はかかる。

また、最近の完全ワイヤレスイヤホンなどはコントローラー機能も内蔵していたりするので腐りやすいポイントでもある。
活かしたいならモバイルアンプなどを介した有線イヤホンで音質重視なリスニング環境を採用するべきだ。

機能十分、質感に拘らなければ良コスパの選択肢

今回、久しぶりのスマートウォッチとしてSOUNDPEATS社の「Watch 1」をレビューしたわけだが、総評として自分が手を出していた頃よりだいぶ進化しているという印象を受けた。

なのでスマートフォンアプリ「SOUNDPEATS SPORTS」の日本語表示問題やウォッチ本体のちょっとだけ怪しいフォント問題などはご愛嬌という事にするとして機能的には「ここまでできて4,000円というコスパ優良のスマートウォッチ」という総評を下したい。

活動量計として使うには十分なほどの機能であるし、本体もアプリもスポーツとの連携をイメージしたつくりになっているが自分としては「スポーツがあまり身近でない人」に推奨したいと考える。

スポーツが身近な人であれば、GARMINなどより専門的なスマートウォッチがあるし、機能的にも比べ物にならないほど豊富だからだ。
だが、日々の運動量の計測だったりジムでトレーニングする程度であればこの「Watch 1」を選ぶ理由は十分にあると言えるだろう。

何よりこのコスパなら不良の事故で壊してしまっても「許せてしまう」かもしれない。

参考

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