-生産性を高めるなら腕時計はない方がいいかもしれない-

      2019/04/02

-少なくとも自分の場合は、時間に追われない方が良い。-

皆さん、こんにちは。

今回は、ちょっと微妙に誤解を招きそうなタイトルなので、
先に解説しておくと、世の中いろんな人間がいて、
働き方とか、仕事内容も多岐に渡ります。

巷では、生産性改善の言葉が声高に叫ばれる中、
その「生産性改善」は誰でも同じ方法で改善はできません。

その「生産性改善」の中でも特にホットな、
「時間の使い方」に今回はちょっと言及しようと思う。

その「時間の使い方」で「生産性を改善する」のは、
時間に追われる事で逆にクオリティを下げていた自分は、
一番身近な腕時計を外す事でかなり改善しましたよ、という事である。

決して「腕時計をしている人を批判している」ワケでも、
「腕時計を好きな人」を卑下する意図も理由もない事を
一番初めに説明しておく。

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時間に追われるという概念

2001年に日本で公開された映画「キャストアウェイ」をご存知でしょうか。

この映画の主人公(トム・ハンクス)は、
実在する大手流通会社「FEDEX」の社員で、
世界中を飛び回りながら、腕時計を忙しなく確認しては、
「フェデックスはお客様の大切な荷物を扱っているのだ。
一分たりとも遅れてはいけないのだ」

現地の宅配や仕分けを担当する人々にまくしたてます。

今考えるとあのシーンは複雑に感じます。
この映画がFEDEXとウィルソン社のPR映画になっている事はともかく、
少なくとも自分から見て主人公は常に時間に追われているように感じました。

ライブラリで目に留まった時も懐かしくて、もう一回見ましたが、
サバイバルシーンとの落差を出す為とはいえ、自分には向かない感覚だ、と
改めて思うところであります。

時間に支配されるか?支配するか?

自分自身、普段から時計をしないのですが、
最初は周りから「時計をしないなんてみっともない」と言われ、
渋々腕時計をしている形を取っていました。

しかし、腕時計をしていると、自分自身でも感じるほど、
生産性が悪くなっている事に気付いたのです。

最初は忙しいだけだろうとタカをくくっていたのですが、
自分が予定していたスケジュールの間や仕事の隙間に、
他の予定を割り込まれる事が多くなったのです。

自宅に帰って1日の行動を寝床で振り返っていると、
普段と違う行動をよくしている事に気がつきました。

いわゆる腕時計をチラ見、時計を見ている回数が異常に多かったのです。

この行動が原因で自分は「時間に支配されている」事に気がつきました。

自分のリズムがないと「なる早」仕事が多くなる

自分は腕時計をしないので、時計を見る機会が限られています。

スマホの画面、PC画面にももちろん表示されていますが、
実はあまり気にした事がありません。
それは恐らく、自分の生活リズムを確立しているからそうなるのだ、
と最近思うようになりました。

例えば、何か作業をしている時、腕時計でチラチラ時間を確認していると、
「ああ、もうこんなに過ぎてしまった」とか
「まだこれだけ時間がある、まだ間に合う」とか
思うことが多くありませんか?

実はそういうしぐさは意外と外からも見えていて、
相手へ不安を感じさせやすいのではないか?
と自分で仮説を立てて見る事にしました。

そうすると相手は不安だから、どうしても仕事を頼みたい時、
確実に仕上がるように、「なる早」(「なるべく早く」の意味)で
仕事を頼みに来るようになる。

するといつの間にかどんな人も「なる早」で頼みに来る為に、
「なる早」だらけで優先順位がつけられず、
時間に追われるように仕事に押し潰されていくのではないか。
と考えるようになりました。

ではどうすればこの低生産性ループを改善できるのか。
自分ではこう考えています。

自分の流れを作り、その流れに相手を乗せる

自分の場合は、毎朝起きる時間、電車の時間など、
働く上で必要とされる行動の時間がほぼ決まっていて、
よほどの事がない限り、それがズレたりする事がありません。

ToDoリストに関しても、アポイントや時間が決まっている予定以外は、
ただリストアップされているだけです。
ただし、それらのToDoリストは時計を見る機会がある時に、
(フロアの壁にかかっている時計を見る時など)
見た瞬間の一瞬でマネージする事にしています。

一瞬なので、例えば
「この業務は書類作成だから午前中には終わらせてしまおう」とか
「これは先方への電話連絡もあるし、営業へ繋ぐ為に午後から1時間でやろう」
など、ざっくりしていますが、
重要なのは「自分の業務に優先順位とデッドラインをつける」事です。

当たり前に聞こえるかもしれませんが、
実は自分の業務に「優先順位」と「いつまでにやるか(デッドライン)」を
決めておけば、時計をあまり見なくても、
タイムマネジメントはある程度可能です。
そしてデッドラインは集中力を保つ為と他人から仕事を頼まれても、
「この業務を○時までに終わらせる必要があるのでその後でもいいですか?」
と交渉できるようにする為です。

交渉が負担を軽減し、生産性を高める

実はこれが重要なカギで、交渉術のクオリティにもかかってきます。

例えば、他人から仕事を頼まれた時、
自分の仕事があるにもかかわらず、デッドラインを把握しないと、
「その仕事はいつまでにやればいいですか?」という交渉になる。
そうなれば相手から返って来るのは「なる早で」である。当たり前だ。

仕事を頼む方はこちらの仕事のデッドラインを把握していない。
またそれを把握しようとも、酌量する事などしてくれない。
なぜなら、上記のような事を言われれば、
誰もが、「優先順位をつけていないのかな」
→「そんなに忙しくないならすぐにやってもらおう」となるからだ。

しかし、自分の仕事のデッドラインを把握し、優先順位をつければ、
相手は「確実にやって貰う為にこちらの状況を忖度する」ようになる。
そしてタイムマネジメントできていると踏んで期日を設定してくれる。

頼まれる仕事にデッドラインが設定される事で、
こちらは優先順位への組み込みが正確になり、メリハリがつく事で、
自ずと生産性を向上させることができるのだ。
そこに頻繁に時間を確認する必要はなく、
ついつい見てしまいがちな腕時計の存在は忘れる事ができる。
ちょっとした小休憩の時間にフロアの時計をチェックすればよい。

だから、自分は腕時計をするとついつい気が散って見てしまうので、
いっそのこと、外してしまおうとなったわけだ。

自分のリズムを持って、効率よく仕事をしよう

自分は何度となく、腕時計の使用を試みたが、ダメだった。
スマートウォッチも試したし、自分に腕時計はトコトン合わないようだ。

それはやはり、ついつい見てしまうことで、自分の仕事のリズムが崩され、
焦ってしまうからだと考えられる。
元来急かされる事が嫌いで、マイペース派
だった。
(他人をイライラさせない程度に)
だから自分は腕時計を外す事にした。
自分と同じような境遇の人間は必ずいると思うし、
いまや生産性の改善は個人でもできる環境になりつつある。

でも、腕時計が悪いのではなく、自分の性分がそうなのであって
実際性分は簡単に直せないから結局腕時計をはずしたのだ。
だから腕時計をしていても、生産性の高い仕事ができる人は羨ましいし、
それはそれで良い事だから別に良い。

でもここまでの内容を読んで、
自分の性分に少しでも共感する所がある人は
まずは腕時計を外して「時間にペースを握られる」のをやめたらいかがかな?

参考

【完全残業ゼロのIT企業になったら何が起きたか】

【日本再生には、生産性向上しかない!】

【「生産性」マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの】

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