-BACK DOOR's Diary- -February 2020-

      2020/03/04

-大人になるという事は「大人の考え方ができる」という事。-

みなさん、こんにちは。

2020年2月度の月末雑記帳をお送りいたします。

今回のテーマは「大人の特権」についてです。

「特権」と書くとなにやらきな臭い感じがするかもしれませんが、自分が言いたいのは「これができるのが大人だ」という事です。

つまり逆に言うと「これができないと大人とは言えないぞ」という事であり、これは啓蒙であると同時に自分への戒めとして書こうとも思っております。

人間は子供から成長しやがて大人になります。

子供から大人になると言う事はもちろん子供だからこそできる事もあるでしょうが、子供に「大人になるとはこういうことだよ」と示す為には一体どういう要素が必要なのか、どういう事を身に着ける必要があるのか?と疑問は次々と出てきます。

そこで自分の今までの経験と、知見を元に「大人とはどういう特権を持つ(要素を兼ね備えている)」書き出してみることにしました。

そしてこれを「自分はこの時点でこう考えていた」という導(しるべ)にするとともに自分への戒めとしても雑記帳ではありますが残すことにします。

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要素①「反復と学習・失敗を恐れない」

まずは基本的な所から。

大人になる為にはとにかく「失敗」が必要です。

「こういう行動をしてはいけない」「ああいう事を言ってはいけない」という善悪の判断は子供の頃から身に着けることができるとして、成長するにしたがって「失敗」を繰り返し「こういう判断や行動は失敗につながる」「ああいう言動は失敗を招く」という事を「痛い目を見る事」によって自分の頭と心に刻み付ける必要があります。

しかし、こういう事を言うと必ず反論する人が現れます。
「反面教師(お手本にしない方がいいという人)がいるのだから他人のふり見て我がふり直せでいいだろう」と。

これは確かに間違いではないかもしれませんが、考えてみてください。
常に必ず自分の為に近くでわざわざ失敗してくれる人や反面教師となってくれる人がいるでしょうか。
あるいはそういう場面に必ず出くわす強運を持ち合わせているのでしょうか。

人生に必要な教訓や失敗は数え切れませんし、ありとあらゆる状況や場面を考慮すれば「失敗の可能性は無限大」です。
それに加え、人の性格や傾向、癖の一つや二つは十人十色でそれだけ「失敗の内容や傾向と種類はいくらでも考えられる」と言えます。

それだけ違ってくるのだから「人が失敗するのを見て学ぶ」より「どうせなら自分で失敗する」方がずっと早いと思うのです。
勿論、それはただ失敗すればいいという「失敗ありき」ではなく「失敗の可能性もあるが、チャレンジありきの学びのチャンス」と捉えた上での話です。

もし反面教師や「他人のふり見て我がふり直せ」の機会に出くわしたらもちろんきちんと糧にする努力はした方がいいでしょう。
自分が言いたいのは「自分が失敗を恐れて、誰かが失敗するのを待つ」という姿勢にならないという事です。

失敗のリスクを織り込んだ上で「失敗を恐れず糧にしていく姿勢」を取れるという事は「大人になった」と言える一つの要素だと自分は考えています。

要素②「失敗の分析と成功の積み上げ」

次に重要だと思っているのは、前述した「失敗した時」の行動と「成功した時」にするべき事についてです。

よくビジネス用語に出てくる言葉に「5W1H」(または「5W2H」ここでは「5W2H」で考えます)があります。

これは同僚や上司・先輩社員に明確に物事を伝えるコミュニケーションの基本を教える言葉でもありますが、自分はこの言葉を「失敗した時の分析」と「成功した時の積み上げ」に使う言葉だと考えています。

【5W2Hの一覧】

  • Who(誰が)
  • Why(なぜ)
  • What(どんな事で)
  • When(いつ)
  • Where(どこで)
  • How(どうやって)
  • How much(いくらで)

(状況により順不同の可能性あり)

この「5W2H」を使って「いつ」「どこで」「誰が」(自分が)「どんな事で」「なぜ」こういう行動をした結果「どうやって」(いくらで)成功(失敗)したかを分析する癖をつけます。

自分の中で「失敗(成功)の要因分析」が納得レベルでできていれば、それをひたすら積み上げるだけです。

そうやって経験のレベルを上げていく事で、新しいことや行動・判断において「より失敗しないパターンの構築」を行う事ができ、2つ目の要素である「失敗の分析と成功の積み上げ」は自身にとってよりリスクの少ない道を選ぶことのできる「重要な大人の要素」として挙げる事ができるでしょう。

要素③「意固地にならず、固執しない力」

次に重要な要素として「意固地にならず固執しない力」を身に着ける事が挙げられます。

前述した要素②「失敗の分析と成功の積み上げ」によって構築される「リスクの少ない判断のパターン」も重要ですが、これはあくまで自分自身でリスクの少ない道を判断するためのもので時と場合によっては「リスクをとる必要がある時の判断」がしなければいけない事があります。

その際に重要となるのがこの要素③「意固地にならず、固執しない力」です。

要素②によって構築される「経験則」は正しくリスクを恐れる為に存在するもの「リスクを取って決断し、大きなリターンを狙う」という際には逆にこれが「足枷(あしかせ)」となる事が多い事があります。

これが俗にいう「成功のジレンマ」と呼ばれるもので、リスクを恐れるあまり正常な判断ができなくなってしまう事を意味します。

例えば会社の新規事業であったり、失敗できない組織改革や社内変革などの大きな出来事はリスクが常に付きまといます。
何をするにしても何らかのリスクを背負わなければならないのでその判断において要素②の「経験則」ができている人ほど「成功のジレンマ」に陥りやすい傾向があります。

それを打破するために重要なのがこの要素③「意固地にならず、固執しない力」であり、これができて初めて「立派な大人」と誇る事ができるでしょう。

具体的に身についているかどうか判断できる指標をいくつか挙げてみますので参考にしてください。

【「意固地にならず、固執しない力」チェックリスト】

  • 自分だけの考えで作業したり、判断しない
  • 積極的に他人の意見を聞く
  • 他人を安易に否定しない
  • 自分の経験を基準にしない
  • 一つの事にこだわらない
  • 全体を俯瞰して考える
  • 「誰が」正しいではなく「何が」正しいかで考える。
  • 顔を突き合わせて話す事を重要視している。
  • 優先順位をつけて行動するようにする。

自分が思いつく限りで書き出してみましたが「こだわらない」「固執しない」というのは自制心ではなく、「落ち着いて対応できているか」という部分が強いのではないかと考えています。

落ち着いて状況を分析したり、冷静に物事をとらえられているかという事が上記のリストに行動として表れているのではないでしょうか。

このように、「成功のジレンマにとらわれないようにリスクに対して冷静に対応できる力」というのが大人に必要な要素だといえるでしょう。

意識して精進しようとするのが一番の近道

以上、自分が考える「大人として必要な要素」を大きく大別して3つ挙げさせていただきました。

世の中に「誰からみても完璧な大人」というのはいないのかもしれないですけど、今の時代は非常に厳しく若い世代はその時代を生き抜くために鋭く社会を見ています。

自分でも「こんな見方があったのか」「このように考えているのか」と良くも悪くも驚かされるような考え方に出会う事が多いのでそれだけ若い世代(主に10代~20代前半)が今の技術力によって昔では考えられなかった量の情報やモノに触れてものすごい勢いで成長している証だとも思うのです。

そんな若い世代から見られている立場の我々なのですから、この要素を少しでも多く身に着けられるように日々精進し、新しい考えを頭ごなしに拒否せず、聞いて理解し正しく導く事ができるようになれる大人になって「大きな背中」を見せられるようになりたいところですね。

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