-Blackberry Porsche Design P'9983を使ってわかった事-

      2019/04/02

eyepic89

-この製品こそ、一番尖っていた時代を体現していた-(2018.04.24 追記・修正)

先日、「Porsche Design P'9983」を購入した内容の記事を書きましたが、購入してから約1ヶ月という事で大体使えるようになってきたなぁ…と思い、振り返りレビューでもしようかと思います。

もともとぶっ飛んだ携帯電話だとは思っていましたが、後にも先にもこれだけ尖った携帯電話はないでしょう。

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シンプルにコンパクトケータイとして考える

最初に「皆様の疑問の最たるもの」として「今のスマートフォンと比べてどうか?」という点があります。
真っ先に目に入るのはまずBlackberry Q10譲りの液晶画面でしょう。

今の時代ではありえないスクエア3.1型液晶、そして720×720」の解像度。

画面の高解像度化が当たり前のように進んでいく今の時代「取り残された感」を感じさせますが、正直視認性、サイズ感を考慮しても実用には全く問題ないレベルだと思います。

そして次は「本体の大きさ」、公式の仕様でも「縦11.9cm×横幅約6.7cm×厚さ約1cm」というコンパクトなボディQWERTYキーボード(自分のはドイツ版なのでQWERTZキーボード)を押し込めています。

並居る大画面のフルタッチ端末と比較すると、一見画面の見づらさがイメージとして先行してしまい、デメリットに捉えがちですが、この大きさである事によって端末を持つ手にグリップ力を確保し、比較的小さい自分の手にもしっかりとホールドできます。

コンパクトケータイとしてみる分には、許容できる画面の大きさであるし、「支えながら持つ」ではなく手全体で「握る」事ができるため、グリップ感は今のスマートフォンとは一線を画す事になりますから、この点においてはある意味優秀でもある、と言えるでしょう。

バッテリーがQ10シリーズと互換性あり

eyepic91

自分の「Blackberry Porsche Design P'9983」ネットオークションで入手した所謂「新古品」なワケですが、無理やりドイツから輸入しようとして取り外し可能なバッテリーがドイツの法律で輸出アウト宣告を食らった末の代物なのです。

ドイツの法律ナメてましたテヘペロ★的なアレという事だったのですが何もしてないのにバッテリーを抜かれた屍を拝むような事は正直避けたかったので、バッテリーの技術情報とかを必死に漁っていましたら、いかにも怪しいロシア系のサイトでBlackberry Q10のバッテリーの適合機種に「P'9983」の文字を発見し、藁にも縋る思いでバルク品を取り寄せたのでありました。

検証がてらにちょっとした話題になった「大容量互換バッテリー」も試してみました。

バッテリーを差し替えてからの起動・通話・ネットサーフィン・アプリ起動・残電池容量確認を試した結果、大容量バッテリーもQ10用バッテリーも100%転用が可能でした。
現状ケーブル経由充電も差替えも問題ないので、非常にレアケースだと思うが、P'9983純正のバッテリーが消耗しても、純正でなくとも、Q10用で代用可能という「貴重かどうかすら微妙」な検証結果を得ることが出来ましたとさ。

長文よりも短文のやり取りが楽しい

物理キーボードの打鍵感や操作性は言わずもながら、文章の打ち込みは画面が小さくても快適なのはこの機種でも変わりません。

しかし、画面の小ささが災いし、「Wordpress」等の長文を書こうと思う場合は、少し辛いと感じます。
(ブログなどの記事書きにはBlackberry Priv等のAndroid OS端末の方がイイ)
逆に「Twitter」や「Facebook」などの比較的短文ですむコミュニケーションにはちょうどいい。
特に短文が比較的やり取りされやすいメッセンジャーアプリやLINE(外部アプリ導入)、ウェブブラウザで投稿可能な「Mastodon」などは快適な操作性を活かす事ができるでしょう。

自分はソフトウェアキーボードが苦手なので、物理キーボードで短文とはいえ、快適なレスポンススピードを実現できるのは純粋なメリットだといえます。

ただし、日本語の場合、かなり早いスピードで入力すると日本語変換が追いつかなくなる傾向がある為、(おそらくわざわざローマ字変換しながら入力を受け付けてる?)本気で使い込む自身があるなら変換の精度もあわせてチェックしながら入力する癖をつけましょう。

わざわざ背面カバーを変えてみた

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今回、自分が輸入したのは「Black」だったのですが、背面カバーは「Graphite」の方がハンドメイドレザー羨ましかったので、後から「バッテリーカバー」として海外から取り寄せました。

もともと「Black」を選んだ理由がフレームと表の「Porsche Design」と背面「P'9983」の刻印がシルバーステンレスの方がカッコよかったからですが、(Blackだとロゴとかが見にくい気がした)この背面バッテリーカバーがかなり高くついてしまう事に。
本体を輸入するだけでも面倒だったので、輸入代行を利用したのですが、普通でも殆ど流通してないだけに、カバーだけで約3万円と合計約10万円ほどかかってしまいました。

しかし、カッコいい組み合わせに出来たからまぁよし、とします。

eyepic90

アプリ不足を「APKmirror」で補う

もちろん、いくら「Porsche Design」といっても、中身は「Blackberry OS10」なので、現状の課題であるアプリ不足はそのままついてまわる事になります。

そこでAndroidアプリをAPKファイル形式でBlackberry本体にインストールしてコンテンツを補う事を提案します。

現在Blackberry OS10シリーズへAndroidアプリを入れる様々な方法がありますが、自分は「APKmirror」からアプリのAPKファイルをダウンロードしてインストールする方法を薦めたいと思います。

理由はいくつかありますが、最も大きい理由はお目当てのアプリのバージョンが上がると「動かなくなる可能性」の存在が排除できないからです。
「APKmirror」ならバージョンが古いものも公開されており、導入に関しては自己責任の範囲を出ませんが、動かなければ旧バージョンを動かせばいいからです。

ただし、「Porsche Design P'9983」のスペック水準はあくまで2013年くらいのものと考えてよいので、今現在当たり前のようにあるリソースをガツガツ食らうようなアプリの導入は避けたいところです。

特にゲームアプリなどはもってのほかなので、最初から動かないものだと認識してかかった方がよさそうです。

自分は「LINE」や「Amazon Music」等を入れてストリーミング再生やメッセージのやり取りも楽しめているので、必要に応じてインストールする事で拡張性が全く望めないという評価にはならないという事だけは主張しておきたいと思います。

まとめ

結局1ヶ月使ってみて、世代として遅れを取るスペックである事は把握していましたが、特にこれといって不自由は感じませんでした。
通信メッセージ管理アプリでもある「Blackberry Hub」の便利さも良いですが、使っていてAndroidアプリが欲しくなっても、最低限であれば「APKMirror」で補える部分がこの端末を評価する上で大きなパイを占めているといっても過言ではないでしょう。
逆にゲームアプリやエンタメ向けではないが、ショートメッセージのやり取りや短文の多いSNSなどに特化したスマートフォンという見方で良いように感じます。
特に物理キーボードに関しては、その点での便利さが他のスマートフォンを凌駕します。
日本語の入力環境は難があるものの、環境の整備は難しい現状があるのでここは仕方のない所と割り切るしかありません。
英語などを交えた多言語環境では圧倒的な利便性を発揮する事になるでしょう。

何よりデザインとして唯一無二でありながら、かつて一世を風靡したフォルムへのノスタルジーに浸れるのならば、一台運用でも十分に通用させるのにあまり時間はかからないでしょう。

その為、個人的な意見としてBlackberryに興味があるなら降りかかる多くの火の粉を払い、火傷にも恐れず手を出してもいいものだと言えるでしょう。

参考

 

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