-刺客再誕!!Blackberry KEY2登場!!-

      2019/04/02

-まさに「AN ICON REBORN」となる実力に括目せよ!‐

2017年5月に「Blackberry KEYone」が発売され、あれから1年以上が経過しました。
数か月ごとに「Black Edition」「Bronze Edition」と内部性能強化モデルをリリースし、「Blackberryは死んでいなかった」という事を知らしめるには十分な成果を残したでしょう。
そして6月7日、ニューヨークにて「AN ICON REBORN」の名のもとに、新たな刺客が放たれたのです。

その「新たな刺客」とは今回紹介する「Blackberry KEYone」の後継機となる「Blackberry KEY2」です。

数々の事前のリーク情報があったとはいえ、新たなチップセットやデュアルカメラをひっさげ、マットなボディに生まれ変わり、全体的にグレードアップしての登場となりました。
今回も例によってグローバル版を入手しましたので、レビュー記事を掲載します。

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基本情報

【Blackberry KEY2:基本スペック】

今回はUK版である「BBF100-1」のレビューとなりますので、既に発表されている日本版のスペックとは一部が異なります。

  • 搭載OS:Android OS 8.1 Oreo
  • CPUチップセット:Qualcomm Snapdragon 660
  • 構成:Kryo 260 Octa-Core (2.2GHz × 4 + 1.8GHz × 4) + Adreno 512
  • メモリ:6GB 
  • 内蔵ストレージ:64GB
  • 外部ストレージ:microSDスロット 256GBまで対応
  • SIMタイプ:Single SIM
  • ディスプレイ:4.5inch  Gorilla Glass3
  • 解像度:1620×1080/433ppi
  • リアカメラ:1200万画素AF(f値1.8)+1200万画素AF(f値2.6)
  • カメラオプション:Dual PDAF, Dual Tone, Dual LED
  • インカメラ:800万画素
  • バッテリー:3500mAh, Quick Charge 3.0/Power Delivery 2.0対応
  • 外寸,重さ:151.4 x 71.8 x 8.5mm, 168g
  • 入出力端子:3.5mmヘッドホンジャック,USB Type-C端子
  • WIFI無線規格:802.11 b/g/n 2.4 GHz , 802.11 a/n 5GHz , 802.11 ac 5GHz
  • オプション:指紋認証センサー,Bluetooth 5.0, NFC

【UK版:BBF100-1 対応バンド】

  • 対応バンド(FDD-LTE):B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/19/20/26/28/32
  • 対応バンド(TD-LTE):B38/39/40/41
  • 対応バンド(HSPA+):B1/2/4/5・6/8
  • Quad band GSM/GPRS/EDGE

基本情報はおおむね事前にリークされたものに合致しています。

今回はチップセットを一新し、メモリも強化されましたが、デュアルカメラの搭載といい、サイドのボタン配列といいかなり現状のスマートフォン市場を意識したグレードアップのような印象でした。
「Blackberry KEYone」の時に、土台をしっかり踏み固めておいて今回の「KEY2」でしっかりと腰を据えて改良した、という感覚を受けます。

かつての名機を彷彿とさせるデザイン

今回は発表会から張り付いていましたが、今回は同時に2色展開となりました。
プレス画像に映っていたシルバーカラーのKEY2…これは…パッと見てもじっくり見てもソックリじゃありませんか。

「Blackberry Passport Silver Edition」に!

かつての名機とも呼ばれた「Blackberry Passport Silver Edition」をまるでインスパイアしたかのようなカラーリングとなっております。
「Blackberry KEYone」では内部性能をアップグレードし「特別なエディション」として「Black Edition」が発売されましたが、今回の「Blackberry KEY2」ではシルバーとブラック2色が同時発表となりました。

最近のトレンドもしっかり押さえてきた「Blackberry KEY2」ですが、今回のレビューは性能云々とかは散々語られていると思いますし、購入を迷っている皆さんの知りたい所は「実際触ってみてどうなんだ?」という点だと思いますので、使用感に対する感想や印象をファーストインプレッションとしてレビューしていきたいと思います。

今回の「Blackberry KEY2」の外箱ですが、「Blackberry KEYone」とほぼ同じデザインです。
内箱の構成もほぼ同じなので、表面の写真だけが違うという事になりますが、箱の大きさだけは若干スリムになっております。
個人的には「Blackberry Q10」の時の「Q10」の文字がデカデカとポップにデザインされたのが一番好きですけれどね。

今回も「Blackberry KEYone」の時と同じく、カメラ性能やバッテリー効率等は後日「フィールドテスト」として追って記事にしていきたいと思います。

ちなみに今回のグローバル版は「ブラック」を購入しましたので、記事中の写真は全てブラックカラーとなります。

取り回しの良さは格段に向上。

 

まず本体を持った時のホールド感や取り回しの良し悪しをレビューいたします。
(見出しの写真は左がKEYone、右がKEY2です)

比較対象は「Blackberry KEYone」ですが、結論から申しますと総合的に判断して「取り回しの良さは格段に向上している」と評価できます。
まず、外観からもわかる通り、「Blackberry KEYone」がサイドフレームがラウンドしているのに対し、「KEY2」はほぼフラットです。

自分も「KEYone」のデザインはそこまで悪くないと思っており、背面がちょうどよく手に吸い付く感じでホールド感は十分だと感じていました。
しかし、「KEY2」のホールド感は確かに「KEYone」のそれより安定していると感じました。

ダイヤモンドパターンが施された背面も指を這わせた時の感触が「Blackberry Classicの背面」を彷彿とさせます。

特に取り回しの良さを実感するのは「ケース・ポケットやカバン・バッグからの出し入れ」のタイミングです。
「Blackberry KEYone」はサイド部分がラウンドしており、ケース(特に純正のスリーブケース)から取り出す時や、ズボンのポケット(ジーンズのように余裕があまりないポケット等)からの出し入れは意外と苦労します。
サイド部分がラウンドしていると指で掴む事が難しく、滑りやすくもなるため、結構力を必要とする場合があります。
それを回避しようと思うと、端末のモニター面と背面を指で挟んで引っ張る感じで取り出す事になるのですが、モニターに指紋がついてしまったり、それでもスリーブケース等から取り出す時はちょっと力を入れないと取り出せませんでした。

しかし「KEY2」でラウンドデザインではなくなった事で、サイド部分に遠慮なく指をかけてホールドしやすくなり、ラウンド形状に悩む事もなくなりました。

また、「Blackberry KEYone」では左サイドに電源ボタン、右サイドに音量キーと便利キーが配置されているため、サイド部分を掴もうとする際に反応してしまう恐れがあったのですが、「KEY2」ではサイドのボタンが全て右サイドに統一され、視界が確保できない時の裏表の判別サイド部分を掴もうとする時に誤反応する機会を減らしやすくなりました。

重さも168gと「Blackberry KEYone」(約180g)よりも多少軽量化しておりますが、このあたりは両手に持ったりして比べでもしない限り体感しにくいかもしれません。

以上の点から総合的に取り回しは格段に良くなっていると評価してよいでしょう。

キーボードは押しやすい・なぞりやすい・誤作動しにくい

さて、次は肝心の物理キーボードの評価に移りましょう。

今回はキーボードのデザインも一新されていますので「物理キーボード部分そのもの」にフォーカスした評価にするべきでしょう。
今回は後述する「スピードキー(SPEED KEY)」の新設に加え、キーボード全体の質感がマット調に変更されました。
そして「Blackberry KEYone」よりキーの大きさが約20%ほど大きくなり、体感的に押しやすくなりました。
打鍵感も問題なく快適なレスポンスを保てていますし、キー同士のバランスも向上しているように感じます。

質感に関しては、パッと見た第一印象では「Blackberry KEYone」はテカテカ・ツルツルしていました。
人によっては「プラスチッキーでおもちゃみたい・安っぽい」という評価も見られましたが、自分は「Blackberry KEYone」のレビューの際、キーボードの質感そのものより「ストレート端末の筐体に従来のキーボードがしっかり収まっている事」に感動し、質感自体には殆ど言及していませんでした。

実際に触ってみるとわかるのですが、「KEY2」のキーボードはキーボードの上をサラサラと指が動いていきます。
「Blackberry KEYone」のキーは悪くないのですが、キュッキュッと動く感じでキーに指が引っ掛かる感触を覚えるがありました。
指先であれば問題はなかったのですが、指の腹でなぞろうとすると引っ掛かる感触が抜けません。
自分の指がおかしいのかどうかは不特定多数で調査をしなければわかりませんが、それが「KEY2」では全くと言っていいほど起きないのです。
なのでキーボードをスワイプする時も意外と快適で、マットな質感の恩恵を十分に味わう事ができます。
そして「Blackberry Keyboard」でのスワイプしての変換候補の確定がやりやすいのも快適です。

また、よく見るとわかると思いますが「Blackberry KEYone」のキーボードと比べて「KEY2」のキーボードは肝心な部分の不満点を解消してくれています。
それは何と言っても、「キーボード部分がラウンドしているサイド部分に干渉し、誤作動を誘発する」という点が解消されている事です。

【キーボードのアップ写真:左がKEY2・右がKEYone】

写真を見てもらうとわかりますが、「Blackberry KEYone」のキーボードはみっちりと端末のラウンド部分にかかる位に収まっているのが分かると思います。
最初は「Dual Layer Case」をつけていたので殆ど気にならなかったのですが、途中から裸運用するようになって気付いた箇所でした。

個人的な所感かもしれませんが、文字を打つ時などに際し両親指でキーボードを操作するため、親指の付け根の部分で本体のキーボード部分の側面をホールドするように持つのですが、なかなか高い確率親指や人差し指の付け根がキーボードの端のラウンド部分に干渉して「スワイプの誤反応が誘発しやすい」状況の原因となってしまっているのではないかとみています。

「KEY2」ではサイド部分がフラットになった事により、キーボードが本体のサイド部分まで干渉しなくなりました。
これにより開封してから5000文字ほど打ち込んでみていますが、誤反応を起こしてしまう事が現段階では起きていません。
これから使っていくにしても、このデザインの変更は誤反応の抑制に大きく貢献し、誤反応の回数は大きく減少するでしょう。

このように、今回の「KEY2」のキーボード部分は「押しやすい・なぞりやすい・誤作動しにくい」と評価でき、「Blackberry KEYone」のキーボードから確実に進化を遂げていると評価しています。

「SPEED KEY」は生産性向上の起点になる

次に発表前から話題となっていた「SPEED KEY(スピードキー)」ですが、「KEY2」の発表会の際にもキーボードショートカットを活用する為の強力なサポート機能としてリリースしました。
これまでホーム画面にわざわざ戻らないとキーボードショートカットが使用できなかったのを「SPEED KEY」を押しながらキーボードショートカットを使用する事で、ホーム画面に戻る事なく、アプリからアプリへ直接遷移が可能になるという機能をもっています。
この「SPEED KEY」の新設によって「タッチパネルのホームボタンでホームに戻る」という作業を一つ減らし、より物理キーボード操作を中心とした携帯電話端末という個性の出し方をしてきました。

例えば、「SPEED KEY + E(短押し)」で「Evernote」のノートをショートカットで呼び出し、それに書き込みつつ、途中でソースのURLを調べるためにその画面のまま「SPEED KEY + G(短押し)」でChromeブラウザを開いて検索しにいけます。
つまりホーム画面を経由せずにショートカットキーさえ設定していれば、ホーム画面に戻る必要も、ホーム画面にアプリアイコンを置く必要すらなくなり、キーボードから手を離さずにアプリを次から次へ起動できる機動力を手に入れる事ができます。

正直、文面だけ見るとイメージしづらいかもしれませんが、一度体験するとすぐに慣れてタッチパネルを触るのが面倒になるほどです。

自分の用途は主に「Twitter」にブログ記事の更新情報を投稿して「Facebook」、「Tootdon」にも更新情報を投稿する際は、この「SPEED KEY」の機動力がすごい便利なので、かなり使い倒しそうです。
また、「Evernote」に行きたいお店や欲しいもの等をメモとして書き込んでいるので、そこからキーワードをコピーしてホーム画面に戻らず「Google Map」やブラウザで検索しに行けるのも興が削がれないうちにアクション出来るので、これが普通になっちゃうとホントにホーム画面のアイコン要らなくなってしまいます。

逆を言えば、通知が来たらその通知をタップしてアプリを開く癖のある人は恩恵をあまり受けられないかもしれません。
つまり自ら情報を発信したり、能動的に行動できる人には心強い味方となってくれるという見方ができます。
ホーム画面やランチャーからアプリを探す手間も省けるので、ビジネス面での活躍も期待できるでしょう。

エンタメ用途にも耐えうる内部性能へ

今回の「Blackberry KEY2」は内部SoCが「Snapdragon 660」に変わり、メモリも6GBに強化されました。
同じSoCを搭載されたスマートフォンと「Blackberry KEYone」と同じ「Snapdragon 625」を搭載したスマートフォンのベンチマークではかなりスコアに差がつき、トータルスコアでは「Snapdragon 660」が「Snapdragon 625」に倍近い差をつけるという情報もありました。

その比較ベンチマークテストでは、3D描画処理のスコアが大きく上がっていたので、今回の「KEY2」においては「KEYone」以上に3D描画のあるゲームアプリなどの動作に期待できることになります。
特に「KEYone」の時にもテストした「Pokémon GO」は最近になってフレンド機能やプレゼント、交換等のソーシャル要素を本格的に盛り込んできたので、「Blackberry OS」時代にはエンタメ系アプリの導入に否定的だった自分も内部性能の強化によってその方面もカバーできるようになる事は喜ばしい事だと思います。

実際にプレイしてみても、「KEYone」よりも比較的ロード時間は短く、図鑑などの読み込みも早くなっています。
所有ポケモンの一覧を表示する時も「KEYone」では多少のロードを必ず挟む関係で表示に時間がかかるのですが、「KEY2」ではロードを挟む回数も体感的ではありますが減っている事が確認できました。
さすがにゲーミングスマートフォンほどの快適さは望めませんが、通常のプレイにはさしあたって問題ないでしょう。

今回せっかく「SPEED KEY」があるのですから、デート前の待ち合わせでゲームアプリに熱中していて、パートナーが突然現れたとしても「SPEED KEY」を駆使してピンチをチャンスに変えてくださいね。

更に快適に、よりユーザビリティになった

今回もファーストインプレッションとして、「Blackberry KEY2」をレビューさせていただきました。

自分個人として嬉しかったのは「キーボードが非常に打ちやすくなっている事」「キーボードショートカットの活用の幅が広がった事」です。
勿論、性能アップやラウンドボディでなくなったのも高評価をつけるべき点ですが、それ以上に「スマートフォン本体」としてではなく「物理キーボードでの操作を念頭に置いた唯一のスマートフォン」として進化しているのが嬉しいですね。

「SPEED KEY」はまさにその代表ともいえる新機能ではありますが、「Blackberry KEYone」にも、キーボードショートカットの機能は存在していました。
しかし、結局ホーム画面からでしか起動できない点キーボードショートカットを使用する為に、キーボードから指を話してホームボタンをタッチしなければいけないという作業を強いられる為、そこまで利便性を感じず、気づけばランチャーを引っ張り出してアプリを起動するようになってしまっていました。

それが大きく「SPEED KEY」によって改善されました。
もうキーボードから指を話してホームボタンを押すのは「Blackberryでやりたい事を全て終えた時」だけでいいのです。
これに慣れてしまうとフルタッチ端末で如何にホーム画面やランチャーを整理しようとスピード感と効率では「KEY2」に勝てなくなってしまいます。

これなら、さらにスマートフォンでの作業生産性を上げるだけでなく、パートナーのベストなシャッターチャンスを逃したくない時も、今すぐシェアしたい情報をキャッチした時も、外出先で急に仕事が舞い込んできたとしても「SPEED KEY」…いいえ、「Blackberry KEY2」がアナタの味方になってくれる事でしょう。

参考

アクセサリー関係を全く用意していなかったので、裸運用の為に、こちらを購入しました。
「KEYone」購入時、すぐにこれを塗ったらケースの出し入れの際の跡や擦り傷が一つもつかなくなりました。
裸運用をされる時は、ぜひお勧めしたいと思います。

【画面や本体側面に塗って裸運用にも安心感を確保しよう】

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