Blackberry

-新型Blackberryで我々は”無敵になる”。-

2021-03-10

-少なくともカッコよさでは”無敵”(個人的に)。-

皆さん、こんにちは。

今回は2021年内に販売が開始するとされている5G対応新型Blackberryについて書いていこうと思います。

自分も続報が出るのを首を長くして待ち続けているのですが、つい先月続報が出ていました。

2020年8月報道からいくつかの変更点アリ

今年の2月に続報として出たのは日本経済新聞が「2021年中に米国・欧州・アジアで発売する」と報じたものでした。

事の発端は当初TCLがライセンスしていた「Blackberry KEY」シリーズの製造およびサポートの終了を2020年8月に控え、急に飛び込んできた「5G対応Blackberryをリリースする」という内容のニュースでした。

当時、「Blackberry KEY2が本当に最後のBlackberryになるのか…」と涙で枕を濡らしていた所にそのニュースが飛び込んできたものですから飛び上がって喜んだものです。
もちろんその時のニュースは記事にもしました。

【2020年8月、悲しみが喜びに変わった日】


悲しみの涙が期待の涙に変わったニュース。

前回の記事にも書いていますが、Blackberryのブランドライセンス先はアメリカ合衆国テキサス州オースティンに拠点を置く「Onward Mobility」(オンワードモビリティ)というスタートアップ企業。

2019年に設立されたばかりではありますが、今回のライセンスパートナーシップを前提として設立された企業である事が濃厚です。

また、当初端末の製造にはシャープの端末などの製造も担う鴻海精密工業(ホンハイ)の傘下であるFIH Mobileが行うとされていましたが今年2月の記事時点では同じく鴻海の子会社であるFoxconnに変わっていました。
公式HPではFIH MobileとFoxconnの両方の名前が見られる事から変更という訳ではなさそうです。

2020年8月に最初にOnward MobilityによるBlackberryの新型投入の報道が出た時は「2021年前半」となっていましたが今回の報道では「2021年中」と修正されています。

最初の報道から約半年ほど経って色々決まってきているとは思いますが、今回はさらに深掘りしていこうと思います。

Onward Mobilityについて

さて、まずは名乗りを上げた「Onward Mobility」(オンワードモビリティ)という企業についてちょっと調べてみましょう。

公式HPを見る限りでは主な事業内容はモバイル関連、とりわけソフトウェアセキュリティに関するもののようです。
全てではありませんが、エンドツーエンド(End to End)の表記がある事から二者間におけるデータの機密性を担保する分野である事もわかります。

この企業のコアコンピタンス

自社のコアコンピタンス(競合他社に負けない自社の価値)を堂々と語る企業はあまりないと思いますが、公式HPではとにかくBlackberry端末におけるセキュリティの重要性をひたすらアピールする内容となっております。

おそらく将来的に明確な実績にする事ができるだろうという願いを込めて「モバイルセキュリティを前進させる」という将来性を理念として掲げる事によって企業としての価値をアピールしているという事なのでしょう。

スタートアップ企業はできたばかりの時は当然実績もないので投資家やVC(ベンチャーキャピタル)から投資資金を募る為、かようなアピール方法を取る事は昨今珍しい事ではありません。

メンバーもなかなかの顔ぶれ

そしてOnward Mobilityを形作るメンバーもなかなか興味深い経歴の面々となっています。

CEOのPeter Franklin(ピーター・フランクリン)はMicrosoftとZyngaでの経歴があり、2020年8月にこの話題がニュースとなった時もローファイなYoutubeビデオを公開し、告知していました。

(ここでいうローファイとは環境が悪い、品質の良くない…というネガティブな意味合いではなくアバウトな、漠然とした…という意味が正しいかと思います。)

他にもSonim Technologyという救急隊員向け端末を製造・販売する企業の経歴を持つメンバーやAT&T、HTC、そしてかつてBlackberryのライセンスを受けて製造・販売していたTCLのBlackberry部門に在籍していたメンバーも名を連ねています。

TCLからライセンスの継続をしないという事でOnward Mobilityが人的資源等の引き受けを行った可能性も考えられますが、全くの素人集団という訳でもなさそうなのでBlackberryの魂をきちんと形にする為にも頑張ってもらいたいところです。

今の時代のスマートフォンセキュリティ

では話をちょっと戻してOnward Mobilityがコアとしている「モバイルセキュリティ」について考えてみる事にします。

かつてBlackberry端末がRIM(リサーチ・イン・モーション社)からBlackberry、TCLと製造元が変わっても受け継がれてきた携帯端末における「セキュリティ」の一面は今回もOnward Mobilityによって引き継がれることとなりました。

一方で昨今のスマートフォンという端末のセキュリティは法人向け、いわゆるエンタープライズ向けのパッケージはサービス含め多くの選択肢が用意されていますが、民間という一般市場においては端末ではなくアプリや外部サービスによるソフトに依存する形となり、今やその存在意義としては重要性を失いつつあります。

セキュリティというものは一般の人からのイメージは「ウイルス対策ソフト」のようなものという漠然としたイメージしかありません。

セキュリティと一口に言っても少し調べればネットワークからの情報流出を軽減させるVPNから悪質なコードを仕込まれたアプリを権限を掌握される前に検知、排除する仕組み、そしてショルダーハック(端末の画面を後ろから覗かれる事)から情報漏洩を防ぐフィルタ機能に至るまで非常に多岐にわたります。

それらを網羅する(又は一部の機能を)総合的なセキュリティ環境をエンタープライズパッケージとして法人へ提供しているのが恐らく今のセキュリティソフトウェア企業となったBlackberry社の立ち位置でしょう。

しかし民間のそれこそ一般市場においてそれらは殆ど不要もしくは需要のないものばかりであり、あったとしてもセキュリティリスクとは「クレジットカード番号が流出する」とか「SNSのアカウントを乗っ取られる」だとか「悪質なアプリに権限を許可してしまう」といったエンドツーエンドの更にニッチな部分的なニーズしかなく一般市場においてボリュームが見込めるものではないという予測は容易にできます。

それくらい一般市場における「端末のセキュリティ」は影が薄くニッチなニーズしかないものなのです。

大量供給モデルからの脱却

ではOnward Mobilityが継続的に実績としてBlackberry端末を市場に食い込ませていくにはどうすればいいのか。

例えば昨今のホットワードでもある「5G」はまだまだ一般市場では恩恵が少ない時期が続きます。

唯一メリットがあるとすれば「自動運転」「MaaS」(Mobility as a Service)コンテンツですが、Onward MobilityがBtoBを主体にしたエンタープライスパッケージとサービスをBlackberry端末に紐付けたサブスクリプションビジネスといったモデルを想定しているのならば、目指すべきは「従来の市場を問わない大量供給モデルからの脱却」の1点だと考えます。

これはあくまで自分の個人の意見ですが、大きなボリュームはBtoBビジネスで法人顧客に対して高セキュリティかつ包括的な環境としてのエンタープライスパッケージをBlackberry端末とともに提供し、継続的なサブスクリプションモデルとして使用料・リース料や端末のセキュリティアップデートを収益性の軸に、一般市場には端末からエンタープライスパッケージをオミットして法人顧客に適用したセキュリティアップデートを一般市場向けに調整して提供するというモデルであれば継続的な収益と長期的な顧客獲得を実現できてOnward Mobilityはハッピー、一般市場でのファンである我々もBlackberry端末が普及してハッピーと無難にいけるシナリオなんではないかと考えます。

今回のキャッチコピーはどうやら”Be invincible.”「無敵になる」というスタートアップにありがちなかなり強気の表現のようなのでセキュリティを売りにするならこれくらい俯瞰したモデルのシナリオがないとビジネスが膨らまないのでは…と不安な一面もないワケではありません。

MWC2021での続報なるか?

2月のニュースでは「数ヶ月以内に詳細が発表できる」との事でしたが、コンセプトアートやレンダリング画像すら出ていないのはよっぽど話題にされていないか、リーカーも価値がないと相手にされていない事の裏返しだとポジティブに捉えるようにしています。

スタートアップであるOnward Mobilityが出展できるかどうかはわかりませんがスペインのバルセロナで開催されるMobile World Congress(モバイル・ワールド・コングレス、通称MWC)が先月2月から日本時間6月28日に延期されて開催されますので、そこに合わせて発表してくるかどうかというところでしょうか。

何も情報がない以上、下手に期待を煽ってもしょうがないので続報を待ちましょう。

参考

最近、家電量販店で衝動買いする事が多くなってしまい、今回テレビスタンドを新調してしまいました。

Blackberry端末購入積み立てに差し障らないよう気を付けなければ…。

ただ、合わせて配線やコードまわりを片付ける事が出来て全体をスッキリさせることができました。

【めっちゃカッコいいテレビスタンド】


この浮いてる感じがなんともたまらない。

-Sponsered-

-Blackberry

© 2021 - BACK DOOR -