-唸る逸品!Blackberry KEY2"日本版"登場!-

   

-遂に国内版発売!純正アクセサリーのレビューもあるよ。‐

皆さん、こんにちは。

7月に個人で輸入した「Blackberry KEY2 グローバル版」のレビュー記事を書きましたが、待ちに待った「Blackberry KEY2 国内版」がTCLコミュニケーションの正規代理店である株式会社FOXから9月7日に発売されました!
特設ページが6月8日に公開されて約三ヶ月…首を長くして待ちかねていましたよ。

そして例によって今回も国内版のレビューの記事をお送りしようと思います。
今回は特別に「株式会社FOX様」より「Blackberry KEY2」をお借りさせていただくお話を受けていたのですが………

「お引き受けさせて頂きますので、手順等をご案内願います」とこちらが返信したきり、音沙汰無くなってしまい、返事が来ないまま発売日を迎えてしまいました。

そして自分は既に「Blackberry KEY2 国内版」と「純正フリップケース」の予約購入を完了してしまっており、発売日である9月7日には届いてしまった為、今回はビミョーな心持ちで自腹レビューします。

とりあえずリンクは貼りますが読者の皆様におかれましては「貸し出しされたからレビュー記事書いているワケじゃない」という点をご理解願います。
だいたいこの「Blackberry KEY2 国内版の記事」の構成を下書きし始めたのグローバル版が発売する前ですし。(キリッ)

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Blackberry KEY2 詳細スペック

今回は日本国内版「BBF100-8,9」を基準に記載致します。

  • 搭載OS:Android OS 8.1 Oreo
  • CPUチップセット:Qualcomm Snapdragon 660
  • 構成:Kryo 260 Octa-Core (2.2GHz × 4 + 1.8GHz × 4) + Adreno 512
  • メモリ:6GB (LPDDR4)
  • 内蔵ストレージ:64GB(BBF100-8 シルバー)128GB(BBF100-9 ブラック)
  • 外部ストレージ:microSDスロット 256GBまで対応
  • SIMタイプ(BBF100-8 シルバー):Dual SIM(Nano)
  • SIMタイプ(BBF100-9 ブラック):Single SIM(Nano)
  • ディスプレイ:4.5inch  Gorilla Glass3
  • 解像度:1620×1080/433ppi
  • リアカメラ:1200万画素AF(f値1.8)+1200万画素AF(f値2.6)
  • カメラオプション:Dual PDAF, Dual Tone, Dual LED
  • インカメラ:800万画素
  • バッテリー:3500mAh, Quick Charge 3.0/Power Delivery 2.0対応
  • 外寸,重さ:151.4 x 71.8 x 8.5mm, 168g
  • 入出力端子:3.5mmヘッドホンジャック,USB Type-C端子
  • WIFI無線規格:802.11 b/g/n 2.4 GHz , 802.11 a/n 5GHz , 802.11 ac 5GHz
  • オプション:指紋認証センサー,Bluetooth 5.0, NFC

【日本版:BBF100-8,9 対応バンド】

  • 対応バンド(LTE):B1/2/4/3/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/38/39/40/41
  • 対応バンド(3G):B1/2/4/5/6/8/19

基本情報・内部性能は6月末に各国で発売されている「グローバル版」とほぼ同じとなっています。
今回は日本版に専用の型番が複数分けられており、型番によりカラー・特徴が違いますのでご注意ください。
既に市場的には珍しくないかもしれませんが、Blackberryにとってシリーズ初となる「Dula SIM」モデルの国内投入となります。
複数のSIMを使い分けている方には朗報と言えそうですが、カラーリングとモデルで差別化している部分が違うので、人それぞれ重視する部分によって分かれる事でしょう。
(補足ですが、Dual SIMタイプはMicro SDスロットと共通の為、Dual SIMにするとストレージ拡張はできなくなります)

「Blackberry KEY2 国内版」の主な特徴

今回発売された「Blackberry KEY2」の国内版ですが、基本的スペックは同じものの、いくつかの部分で差別化が図られています。

外観やチップセットの性能・キーボードの操作感・カメラ等の特徴はこれまでの記事の情報量と重複する為、並行して以下の記事の情報を参考にして下さい。

【外観・ファーストインプレッションについてはこちら】

-刺客再誕!!Blackberry KEY2登場!!-

【バッテリー効率についてはこちら】

-Blackberry KEY2 Field Test Vol.1-

【カメラ性能についてはこちら】

-Blackberry KEY2 Field Test Vol.2-

対応周波数は国内キャリアを網羅!

まず、今回の日本版はなんと「バンド18」対応により格安SIM系の選択肢が拡大しています。
docomo・au・Softbank3社がメインとする周波数に全て対応し、回線提供元を選ばなくなりました。

この対応バンドの増加によって遂に「au 4G LTE」にも「Blackberry」を殴り込みさせる事ができるようになります。

つまりau系列の格安SIMを利用しているユーザーにも褒美として「Blackberry KEY2を買う権利」が与えられる事になるワケですね。(某ワゴンの王風な言い回し)
au系列の格安SIMといえば、「UQmobile」等がありますのでau系列の格安SIMカードを運用している方は要チェックです。

最大で3つの周波数帯を束ねて使う3CC CAに対応!

続いてもはや国内キャリア端末ではおなじみ「キャリアアグリゲーション」にも端末側として対応しています。

キャリアアグリゲーション(以下CA)とは簡単に説明しますと、通信速度の著しい低下を補完するため、対象周波数帯のいくつかを束にして通信速度を補完する技術です。
この技術によって通信速度の底上げが可能になるほか、回線が混む時間帯でも完璧な保証はありませんが、CA非対応の回線より品質が損なわれにくいといったメリットがあります。

更に今回の「Blackberry KEY2 国内版」では「3CC CA」(3 Component Carrier Carrier Aggregation)に対応しております。
これも簡単に説明しますと、「3CC」(3 Component Carrier )は「3つの周波数帯」を指しています。
つまり最大で3つの周波数帯を束ねて通信速度の安定化をはかる事ができるという事を意味しており、悪条件下での通信の低速化の回避だけでなく好条件下における通信速度の底上げにも貢献できます。

ちなみにCAの恩恵を受ける条件としてハード側(携帯電話の端末そのもの)と、回線側(通信を提供するキャリア)両方がCAの提供に対応している必要があります。
今回の「Blackberry KEY2」は端末側として対応している事になるので、契約しているSIMキャリアなどを今一度チェックして「CA」に対応しているか調べておきましょう。
(国内のLTEエリアなら大半が対応しているので細かく調べなくても大丈夫だと思います)

docomo系格安SIMの「Volte通話」は非対応

自分は今回この「Blackberry KEY2 国内版」を手にするまで「Blackberry KEY2 グローバル版」をdocomo系格安SIMである「iijmio」で運用していたのですが、ネット上で「Volte通話はどうなのか?」という声があったので、手持ちの端末と格安SIMで試してみる事にしました。
まず「Volte通話」とは今まで3G回線で行っていた「音声通話」をLTE回線環境普及に伴い、今ではメインとなる4G LTE回線を使用して「音声通話」できるようにする事です。
この「Volte通話」を使う事で、高音質な通話ができたり、通話中でも4G LTEの高速回線が使えるなどのメリットがあります。
ただし、「Volte通話」を利用する為には通信回線側と端末側が両方対応していなければいけません。

対応していない場合、通話中は「回線が3G回線になってしまう」等である程度の判別が可能です。

今は大手キャリア3社とも「Volte通話」に対応しており、格安SIMにおいても殆どのサービス提供会社は「Volte通話」を提供しています。
自分はよく山梨県の山中へBBQに出かけるのですが、標高1000m位なのでdocomo系格安SIMの「iijmio」はデータ回線どころか電話もつながりません。

その為、エンタメ用端末である「Razor Phone」に「Y!mobile SIM」を契約して備えているのですが、事前に確認した所「Razor Phone」も「Y!mobile」も「Volte通話」に対応していました。
(試しに新しいキャリア携帯を持っている友人に発信したら「Razor Phone」の回線表示は「4G」のままでした)

グローバル版の「Blackberry KEY2」に入れていた「iijmio」のSIMをあらかた設定の終わった「Blackberry KEY2 国内版」に差し替えて「Razor Phone」と通話テストをしてみました。
(ちなみにdocomo系「iijmio」もVolte通話に対応しており、通話テストを行った場所は自宅で両方4G LTEが接続できる環境です)

結果は写真の通りで「Y!mobile」のSIMが入った「Razor Phone」は4G表示のままですが、「Blackberry KEY2 国内版」はH表示(3Gハイスピード)になってしまっています。

この結果から「Blackberry KEY2 国内版」はdocomo系格安SIMの「Volte通話」には非対応である事が分かります。
(大手キャリアSIMは契約していないので検証をしておりません。)

日本語IMEは「iWnn」がプリインストール

「Blackberry KEY2 国内版」の気になる日本語IMEですが、オムロンソフトウェア株式会社が手掛ける日本語入力システム「iWnn」(うんぬ・ウーンヌと読むそうですよ)がプリインストールされています。

「iWnn」(Wnn)システムは京都大学・慶應義塾大学・立石電機(今のオムロン)・アステック(今のアールワークス)が1985年に共同開発を開始したのが始まりです。
開発コンセプトとしてはワークステーション(業務用コンピュータ)で「Watashino Namaeha Nakanodesu」と打ち込んで「私の名前は中野です」という文章に一括で変換できる「連文節変換」を実現する事だったそうです。
このコンセプトの文章に出てくる「中野」という名前は日本語処理開発チームの立石電機(オムロン)側の窓口となっていた人の名前だったという小ネタもあります。
システムの名前は上記の変換前のローマ字で打ち込まれた文章の文節の頭文字を取って名付けられたらしいです。

この「iWnn」があるおかげで「Atok」等の有料IMEに頼らなくても日本語入力に不自由はしなくなります。

ただし純正IMEである「Blackberry キーボード」では変換候補の部分のキーボードを下から上へスワイプする事で候補の確定をする事が出来ましたが、この「iWnn」の日本語入力が適用されている時はこの機能は利用できなくなります。

また既知の問題として以下の問題が把握されています。

  1. 英数字入力モードでも「ALT+N」で「,」ではなく「、」が、「ALT+M」で「.」ではなく「。」が入力される
  2. 一部のアプリで入力欄を一度タップしないとIMEの入力モードが適用されない(すぐ入力すると強制的にローマ字しか打てない)

1番目の問題に関しては「SYM+N」「SYM+M」で「,」「.」が入力できるのでこれで回避できます。
更にいうとこれは純正IMEの「Blackberry キーボード」が原因のバグなので設定のアプリ一覧から「Blackberry キーボード」を無効化する事で上記のキーで入力できるようになります。

2番目に関してはGoogle日本語入力の仕様でもあるので入力欄をタップする癖をつけて画面最上部の通知バーにIMEの表示が出る事を確認してから打つ等の配慮が必要です。

「AquaMozc」アプリでより快適な環境も実現できる

また、Androidのテキストエディター「jota+」の制作者さんがBlackberryの機種にフォーカスした「AquaMozc for Blackberry」というアプリをリリースされています。
このアプリは有料アプリですが「Blackberry Priv」「Blackberry KEYone」「Blackberry KEY2」のキーボードにより正確な日本語入力環境を適用できるほか、左シフトキーをCTRLキーに割り当ててショートカットで「コピー」「ペースト」といったPCライクな機能も可能となります。

価格は1620円(記事執筆当時)ですが買い切り型なので月額制ではないですし、9月3日のアップデートでは「Blackberry キーボード」を無効化しなくても既知の問題の1番目が完全回避できるので金額分の恩恵は十二分に享受できるでしょう。
上記の既知の問題をはじめ、デフォルトの日本語入力環境にストレスを感じる位ならこれくらいの投資はしてもいいと思います。

【AquaMozc for Blackberry アプリページ】

Google Play Store「AquaMozc for Blackberry」ページ

しっかりとした作りの純正アクセサリー「Flip Case」

さて「Blackberry KEY2 国内版」の特徴の紹介はこれくらいにして一緒に買った「純正アクセサリー」のお話でもしようと思います。

「Blackberryユーザー」またはファンの皆様はリテラシーの高い方々ばかりでしょうから様々なサイトで「Blackberry KEY2 国内版」のレビュー記事をご覧になっていると思いますしね。
わたくしめのような弱小ブログは違う土俵で戦う事を意識しなければいけないのであります。

なのでここからは約1万円と意外と高価な純正アクセサリー「Flip Case」のレビューとまいりましょう。

上記の「Blackberry KEY2 国内版」の項にもこの「Flip Case」をつけた写真を掲載していますが、実際に使いながらのレビューです。
(最初は外観からここまで高価なものだと想像できなかったので、価格を見て一瞬身構えましたが)

ロゴがキラリと光るコイツは只者ではない

まず開封して触ると「意外としっかりしている」と感じたのが第一印象です。

価格的にも約1万円なので「高級アクセサリー」の部類に入るのですが、歴代のBlackberry端末の純正アクセサリーと比べても「アタマ一つ抜けている」という印象を受けます。

まず、縫製がしっかりしているので接着剤のあわせに頼っている感じを受けにくいです。
(縁取りは確かにゴム素材で接着していますが、それに頼り切りになっていない)

 

そしてなんといってもこのキラリと輝くトレードロゴ。

純正アクセサリーならではであるこの装飾は所有欲を刺激するのに十分です。
手帳型のフリップケースはどれも没個性のデザインだと思っていましたが、このロゴの主張によって一層「Blackberry端末」を使っているという実感を感じさせてくれます。

ホントに冗談抜きでむちゃくちゃカッコイイです。(語彙力)

しっかりとしたポケットつきだが、少しキツめ。

展開した感じは上級ラインのフリップケース然りとしていますが、蓋側のポケットは2つついており、巷にあふれる蓋側に切り込みを入れただけの「申し訳程度のポケット」がついたフリップケースとは一線を画します。

ポケットは途中で縫製によって区切られており、端末と同じ長さのものは入らないようになっています。

試しにカードとお札を何枚か入れてみます。
お札はかなり浅く入れてますが、一番深くまで押し込んでも端末と干渉します。
なので現金を入れて持ち歩くという使い方にはあまり適さないと思います。
手前のポケットにクレジットカードはしっかり収まります。

ただし、出し入れし続ければ慣れてくるでしょうが、何回か触った感触としてはポケットはかなりキツイです。
最初交通系ICを入れてみたのですが、チャージしようとした時、キツクてなかなか取り出せませんでした。

いざという時のクレジットカードや身分証明書あたりは入れるイメージでよさそうです。

端末を装着する部分は変わった作りをしている

一方で端末を装着する部分は普通の装着系フリップケースでもなかなか見かけない作りをしています。

まずは写真を見てもらえばわかりますが、端末のボタン部分を上から覆うような感じになっていて、ケースと繋がっている部分を残して切り抜かれているのがわかると思います。
これはケース自体も同様でケースの上部2つの隅の部分も切り欠きがされています。
このような作りとなっている事でケース部分から端末が着脱しやすくなっており、力を入れて端末を押し出さなくても手軽に着脱できます。

ケースの背面はおなじみのロゴとカメラ部分の穴があります。

もちろん、こちらを下にしておいてもカメラ部分が地面に触れる事はありません。
また、端末を装着して蓋を閉じるとスリープ状態になり、画面が消灯します。
蓋部分に加工がしてあるのだとは思いますが、蓋がマグネットでくっつくわけではないのでポケットに物を入れすぎると蓋が浮いてしまいます。
カード等を重ねて入れるのは控えた方がいいかもしれません。

日本国内の環境に最適化された「逸品」といえる

さて、「Blackberry KEY2 国内版」の主な特徴と純正アクセサリー「Flip Case」について書かせていただきました。

個人的にはやはりBlackberry(TCL)が徐々にマーケットを捕らえつつある、という印象ですね。
Blackberryは「物理キーボードがついている」から「良い」のではありません。

「物理キーボード」という一方的に古い入力装置として切り捨てられてきたものを現代の技術に最適化しつつ上手く組み込んできているのが「魅力」なんですよね。

しかも「Speed Key」や「Touch Enabled Keyboard」によって「物理キーボードが中心」の操作系統として独自性を築きつつあります。
まさに「Blackberry」の武器を最大限活かしに来ている点は非常にファンとして喜ばしい事なのです。

そして純正アクセサリーについても種類はわずかですが質が高くなってきている点は評価できます。

「Blackberry KEY2 国内版」では大手キャリアのメイン周波数に対応しただけでなく「日本語入力環境へのテコ入れ」という努力も見られており、「株式会社FOX様の頑張り」という点では評価できるポイントが多いのも嬉しい点ですね。

この調子で「Blackberry端末」の日本市場での可能性を高めるべく、これからも邁進し続けてほしい所であります。
そして自分の発信も実りあるものにしていけたらなぁ、と感じる所存でございます。

ちなみに自分は国内版購入にあたって「iijmio」から「UQ mobile」へ乗り換えました。
Blackberry端末を利用した速度検証も環境が整い次第チャレンジする予定です。

Blackberry端末の未来はまだまだ明るいぞ!

参考

今回実機をお借りすることができませんでしたが、Blackberry端末をはじめ様々なアクセサリーを取り扱う株式会社FOX様のページはこちらです。

【株式会社FOX様公式サイト】

【Blackberry KEY2 国内版 特設ページ】

Blackberry KEY2 国内版は株式会社FOX様が運営する通販サイト「Case Play」にて購入できます。

【iPhoneケース・Blackberry端末を取り扱う通販サイト「Case Play」】

【Amazonでも国内版が購入できます(シルバーカラー Dual SIMモデル)】

【こちらはブラックカラー Single SIMモデルです】

【Blackberry KEY2 国内版はau系列のUQ mobileに完全対応しました】


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